先日、プラダを着た悪魔2を観てきました。

公開してすぐだったので、3スクリーンで上映されていて、お客さんもいっぱい。
やっぱり人気なんですね。
アン・ハサウェイもメリル・ストリープも全然変わらず美しかったです。
でも、ミランダは“そのまま”なのに対して、アンディは前作と比べると、経験を積んで、内側から自信が滲み出る女性になっていました。
冒頭では、アンディが朝の準備をするシーンが。
私、前作の冒頭で、Suddenly I Seeに合わせて色んな女性が身支度をするシーンが大好きだったんですよね。
あそこだけ何回も観た記憶があります![]()
そして今回は、すごいジャーナリスト賞を取ったアンディが、いきなり解雇されるところから始まります。
初っ端から出版業界の世知辛さを見せつけてきますね…。
その後いろいろあって、アンディは古巣のランウェイ誌へ戻ることに。
ただ、前作の“美の聖地”のような編集部とはかなり雰囲気が変わっていました。
モデルみたいなピンヒール女子ばかりではなく、かなり多様性重視な感じ。
でも個人的には、第2アシスタントの男性が、ただのギークっぽく見えてしまって少し違和感でした。
前作ではアンディが「太ってる」とまで言われていた世界だったので…。
あとアンディのアジア人アシスタントも、小柄で眼鏡の“典型的アジア人像”っぽく見えてしまい、そこもちょっと気になりました。
このアジア人ポジションに例えばBLACKPINKのメンバー出演させたら、また面白かったかも。
正直、前作のキラキラした編集部が少し恋しくなりました。
そしてミランダも、このご時世で昔みたいなパワハラを封印されていて、なんだか少し寂しい。笑
コートを人に投げて総務に注意された、みたいな話には笑ってしまいました。
今回はアンディがアシスタントではなく編集長なので、前作のように振り回される立場ではありません。
自分の力で大きな取材を取ってくる姿がかっこよかったです![]()
取材相手として登場したルーシー・リューも久しぶりに映画で観ました。
華があって、キーパーソン感がありました。
あと印象的だったのが、アンディが“自分のスタイル”で服を選んでいたこと。
前作みたいにナイジェル任せではなく、「自分が着たいもの」をちゃんと選んでいたのが良かったです。
そして今回、エミリーの存在感がかなり増していて嬉しかった!
気が強くて頭が良くて、それでいてどこか可愛らしいところが好きなんですよね。
ちんちくりんな金持ちおじと付き合っていたのは嫌でしたが…。笑
離婚して子どもも2人いる設定になっていて驚きました。
Diorの幹部役でしたが、Diorがよく似合っていました。
雑誌業界はやはり斜陽産業で、広告を出してくれる高級ブランド頼み…という描写もあり、そこもまた現実的でした。
物語の後半ではミラノへ。
前作のパリも素敵でしたが、ミラノもまた違った魅力がありました。
劇中で「最後の晩餐」の絵画が出てくるのですが、後から思うと“裏切り者”の暗示だったんですね。
最後まで観て意外だったのは、アンディが思った以上にミランダを敬愛していたこと。
でも同時に、またいつか報道の世界へ戻っていきそうな感じもしました。
今の時代を反映して、全体的に少し殺伐としていて、みんな余裕がなく、最後までバタバタした空気感のある作品でした。
それでもやっぱり、プラダを着た悪魔は華やかで元気が出る映画でした。
衣装は、アンディがハンサムなスタイル、エミリーがエッジの効いたモード系。
でも私はやっぱり、ミランダのクラシカルで美しい装いが一番好きでした![]()
