こんにちは。

今日は爽やかな晴天の休みで、

中百舌鳥八幡宮、万代寺、光明院様へ

参拝しました。


百舌鳥八幡

御祭神は応神天皇で、神功皇后、仲哀天皇を配祀しています。社伝によれば、神功皇后が外征の帰途、この地において幾万代まで 天下泰平を祈願されたことにより、当地を方代と称し、神社を創建し てお祀りされたと伝えられています。平安時代末期には、当社が石清 水八幡宮の別宮となっていました。南北朝時代には、深勝親王の参籠 や大内義弘の寄進、江戸時代には堺奉行の参向など、古くより公武の 崇敬がありました。現在も、厄除開運として多くの参拝客が訪れます。現在の社殿は、本殿が享保11年(1726)、拝殿が文政13年(1830) の建立で、昭和46年に修 復されました。社前の大 楠は樹齢約800年で、 大阪府の天然記念物に指 定されています。中秋の 名月の頃に、大小17基の ふとん太鼓が繰り出す勇 壮な月見祭が有名です。








万代寺

当寺は真龍山菩提院万代寺と称し、真言 宗犬鳴派に属します。寺伝によると、天平 元年(729)に、飛鳥・奈良時代の高僧行基 (668~749) により開基され、南北朝時代に は七堂伽藍を有し、足利尊氏もこの寺を祈 願寺とするなど、泉州屈指の大寺院でした。 しかし、天正12年(1584) の根来、雑賀一 換の兵火により堂宇が焼失しました。その 後、寛永元年(1624) に中興されました。当寺は明治時代まで、重楽院(現在は廃寺) とともに、百舌鳥八幡宮と同一境内にあり、 白舌鳥八幡宮の奥の院ともいわれていまし た。本尊は無量寿如来で、本堂右に七福神の 一つであり除災招福で知られる毘沙門天を、 左には百舌鳥の荒神さんとして親しまれて いる三宝荒神をそれぞれ祀っています。








光明院

当寺は仏頂山金輪寺光明院と称し、高野山真言宗金剛峯寺に属します。本尊は一字金輪仏頂釈迦如来で秘仏となっています。天平元年(729)に、光明皇后の発願により創建されました。中世には、当寺の僧が先達となって熊野本宮へ詣でた記録も あります。その後、江戸時代前期の寛文9年(1669)に、寿宝比丘尼智海が当寺を 再興しました。当寺は江戸時代中期に、大島神社神宮寺 である神鳳寺の役寺となりますが、慶応4 年(1868) の神仏分離令により、神鳳寺が 廃寺となったため、釈迦三尊像や十一面観 音立像(堺市指定有形文化財)をはじめ仏 像や仏画類の多くが当寺に移され現在に 至っています。..寺内にある地蔵堂には頭守地蔵が見ら れ、頭痛、中風除けとして参詣されていま す。






十一面観 音立像