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《義父と義母は同じ病院に入院中》
義父：自宅で転倒→病院行かず
↓1ヶ月後
義母：自宅で転倒→胸椎腰椎圧迫骨折→入院
↓4日後
義父：病院へ行く→大腿骨頸部骨折→入院
↓翌日
義母：大腸癌発覚
↓翌日
義父：人工関節の手術
↓1週間後
義母：大腸癌手術
義母入院14日目
義父入院10日目
続きです。
今日は義母の大腸癌の手術です。
9時から手術なので、
8時半に来て下さいと言われています。
終わる頃に来たらダメですか？
ダメもとで聞いてみたら、
やっぱりダメでした。
手術中は外出できないので、
5時起きでお弁当を作っていきました。
病室から手術室前まで付き添います。
義母の目じりに涙がたまっていました。
主人「がんばってな」
義母の手を握ります。
義母「こわいわ・・・」
主人「大丈夫大丈夫、すぐに終わるから」
義母「もう会うのこれが最後になるかもしれへん」
えらいおおげさやな。
でも、さすがの私も少しはかわいそうとは思っています。
4時間で無事に手術が終わりました。
先生からは
腫瘍はこぶし大ぐらいの大きさで、
水分しか通らないほど腸を塞いでいた。
あと少し遅かったら破裂していたかもしれない。
ストーマはおそらく一生つけることになる、
と言われました。
そんな状況で自覚症状がなかった義母。
ほんまに？
ありえへんわ。
義母に話しかけても、
ぼーっとして会話ができそうになかったので、
そこで見送って義父の面会へ。
義父はまたナースステーション中にいました。
まだ看護士さんに監視されていないとダメなんだ、とため息がでました。
義父は前回より明らかに話ができなくなっていました。
話が全く噛み合わない。
病院にいることがわからない。
1秒足りともジッとしていない。
病衣の紐を解いては結びをずっと繰り返す。
裾をずっといじる。
あーイライラするー。
私はその日ひと言も話しかけずに帰りました。
✿宅配が気になってます。
