私は妻さんと子供達にDVをしたDV加害者です。
このことは一生消えないし、一生このことを受け止め、償い、生きていく必要が私にはあります。
このブログは私のアウトプットのため、また私と同じようにDVをしている方、今そこに進んでしまいそうな方。そんな方の目に留まり、少しでもDVの被害を受ける方が、一人でも少なくなってほしい。その思いもあり書いています。
暴力のない、あたたかい世界に少しでもなってほしいです。そのために今日も自分の学びを進めていきます。
前回行動を選ぶのは自分の考え次第という事について書きました。
これは今まで「人を変えること」「人に何かしてもらうこと」を中心に考えていた私にとって新しい国で新たな言語に触れたような衝撃でした。
「自分を変えることで未来は変わる」という事です。
(ここでの未来とは自分の考え→行動までの数秒先の未来、そしてそれを積み重ねた年単位の未来の両方を指します)
妻さん、娘さん、息子くんが私の前から避難してくださった日から今日まで、私は周りの方に支えられてきました。
(ここでの避難してくださったという表現については不適切かもと思いましたが、悩み抜き、自身の精神と身体のため、そして娘さん、息子くんのために決断してくださった妻さんへの感謝と尊敬を込めてそう表記させて頂いてます。少しでも自分のしてしまった事への逃げや事の重大さを矮小化するための言葉ではありません。)
自分が何気なく数十年付き合ってきた友人は私を支えてくれて、また私のした事について否定と叱咤激励をしてくださいました。
「〇〇(私の名前)が全て悪い。」とはっきり言ってくださった事にも感謝しています。
そう言ってくれたことで私は自分のしたことを受け入れ、DV加害行為を手放すための行動を始めることができました。
その中でこの数ヶ月、私は怒りをコントロールする考え、方法を学んできました。
そして考えの上した行動全てには「責任」があることを感じています。
頭の中で考えてるうちは「責任」というものは大きくないと感じます。
よくドラマでもある「ムカつく上司を頭の中で何度も・・・」のような話などのような妄想をするのは自由だと思います。
しかしその妄想に引っ張られてその上司を殴ってしまったり、貶めてしまったりした時、その人は法的に罰せられます。
行動したこと全てに責任がセットでつくという事です。
私は自分がしてしまったDVをするという行動の責任をこれからもとっていきます。
私を一時的にも夫として、父として愛してくれた妻さん、娘さん、息子くんのために。そして自分のために。