初めての場所でない事は確かだが
見慣れた場所でもない
でも私の住み家も存在している
何をやってしまったのかは不明だが
警察だと思う者たちから逃げてる状況がある
建物や路地の配置も把握している
時間的には薄暗く
ただ夜の前という時間
必死に逃げてる

路地を走り
塀を飛び越え
ただただ走る 逃げる

私は若いのかもしれない
どれだけ走っても息切れ一つしない
頭も異常に冴えている
相手の行動も完璧に読める
人の動きを俯瞰で見てるくらいの精度がある

恐怖感はある
捕まえられて何かをされる怖さではなく
私の後ろを追ってきている恐怖
その恐怖感が時間の流れを作ってる

住み家に戻る
路地を走り
塀を飛び越え
何故か住み家に戻ってくる
20キロはあるだろうか
もちろん片手では抱えきれない
ボデっとした猫様に食事を与える為に戻ってくる

という夢を見た