春夏秋冬・昨日・今日・明日 -11ページ目

春夏秋冬・昨日・今日・明日

☆気楽にコメントどうぞ☆

この事件が不起訴になった事に対して、不起訴になったのだから事件性が低かったか、証拠がなかったのだろうと云う意見があったり、それとは逆に、犯行があって逮捕もされているのに不起訴になったのには圧力や忖度があったのでは?という意見もあります。

一見、違う意見のように見えますが、前提は同じレベルで起訴されない事への解釈が違うだけです。

まず、新潟県警に対して何故不起訴にした!って云う意見は社会の仕組みを知らない人なので問題外です。
警察に起訴、不起訴を決める権限はありません。
検察が決定します。
2つの意見の前提になっているのは、犯行が明白で証拠があれば検察は起訴する…という前提だと思います。
その前提をもとに、不起訴だから証拠がなかったのだろう、事件性が低かったのだろうと言い、他方は圧力や忖度等の裏があったのでは?という違いになっていると思います。

その前提が違っていたら?

極端な言い方をすれば、犯罪にもよりますが検察が起訴しない刑事事件が多数あります。。
例えば、今回の暴行罪の起訴率はわずか30パーセントに過ぎません。

つまり暴行罪が元々起訴される可能性が低い犯罪なのです。
暴行罪より重い傷害罪、被害者がケガを負っている犯罪ですら起訴されるのは40パーセント程で、不起訴の方が多いのです。

驚くのは最近もあった大麻事件の起訴率です。
ご存知の方も多いと思いますが、大麻は使用ではなく所持によって逮捕になります。
つまり…逮捕されたという事は大麻という物的証拠があるという事で、あまり証拠不十分で不起訴になる事がない犯罪なのは分かると思います。
では起訴率はどれくらいだと思いますか?

たったの50パーセント程です。

少し横道に逸れましたが、暴行罪の起訴率が低いという知識があれば、検察が不起訴の判断をしても驚くどころか70パーセントが不起訴になる罪なので違和感は持ちませんし、大麻事件から分かるように不起訴だから事件性が低かったとか、証拠不十分だったという論理は間違いです。

因みに、不起訴と云っても理由はいくつかあり全て同じではありません。
証拠不十分等による不起訴は不起訴の20パーセント程で割合としては少なく、証拠もあり、起訴出来るけど起訴を見送る起訴猶予がほとんどです。
正しい知識が無いと物事を冷静かつ正確に捉える事が難しくなり、客観性を欠いた妄想のような考察になるので気をつけましょう。
久し振りに映画館で映画を観てきました。

平手友梨奈さん主演の『響-HIBIKI-』です。

ファンしか楽しめない所謂アイドル映画になっていないか?
それだけが心配でしたが、杞憂でしたね。

1つの映画作品として、ファン以外の人でも観る事が出来る作品になっていました。好き嫌いは分かれるでしょうが。
むしろファン以外の方々に偏見なく観てもらいたい作品です。

自分は原作の漫画は未読でしたが、それもあまり観るのには関係ないかな……

かなり特異な主人公なので、1つ間違えると噴飯ものになるのですが、平手さん独特の存在感が世界観を上手く構築しています。

役を考える時に、単に演技力だけではない、所謂ハマり役という言葉があるように、平手さんにとって『鮎喰響』がそうなんだと思います。

広告では、指を折るシーンや校舎から落ちるシーン等衝撃的なシーンがありますが、この映画の見所は主人公の響と他の登場人物との言葉のやり取りにあると思います。

ムチャクチャ大きなクライマックスがあるわけではないけど、テンポもいいので飽きる事なくエンディングの平手さんの歌声を聴いていました。

欲を言えば、記者会見での記者とのやり取りと、小栗旬演じる作家とのやり取りはもう1ラリー欲しかったような気もします。

共演の北川景子さんは安定の演技でしたし、告知の為の番組出演では映画の役柄そのままに平手さんをフォローしてくれていましたね。

親友でもあり、ライバルでもある文芸部の部長役のアヤカ・ウィルソンさんも素敵でした。

感情の起伏が表面に出にくい役柄の響に対して、様々な感情が詰まっている役で、複雑な心情を上手く表現していて魅力的な人物に仕上げていたと思います。

小栗旬さんも出演シーンは短いのですが、抑えた演技が逆に引き込む力になっていました。

原作の漫画がまだ連載中で、ラストがどうなるのかな?って思っていましたが…こういうエンディングかぁっていう感じです(笑)

興行収入的には、予想通り伸び悩んでしまいましたが。
欅坂46のファンではない、映画ファンのブログ記事等を読む限り評判は悪くないので、作品としては鑑賞した方々の評価が(好悪はあっても)つまらないアイドル映画の評価として終わっていないと思いますので良かったです。

まぁ、秋元アイドルグループのセンターが主演っていう事だけで、観る対象から外れてしまうでしょうからねぇ。

いい雰囲気でしたね。

いい現場だったのでしょう。
つまらないアイドル映画では終わってなさそうかな。
久しぶりに映画館で観てこよう。