たまには真面目に(?)社会問題なんかについて書いてみようと思います。
現在社会問題になっている冷凍食品の件ですが、薬品が混入していた事は確かに問題ではあるけれど、それよりも僕がこういった外国産(中国産に限らず)の食の問題が起きるたびに痛感させられる日本の食糧自給率の問題です。
先進国では圧倒的に低い30%台の日本で更にそれが下がり続けているという事。
一見、飽食の時代のように言われているが、そのほとんどが外国産に頼っていることを考えると本当に飽食と言えるのだろうか?
比較的安価で美味しく食べられる外食産業にしても、吉野家がアメリカ産牛肉問題で経営危機になったり、今回も多くの外食産業で中国産の食材を利用している事が分かっています。
逆に言えば国産の食材だけでは価格や量的な問題から使えない事が明らかです。
国産と言ったところで肥料や家畜の餌の全て国内の物でやろうしても現状ではここでも外国産が多くを占めていますし、料理に使われる調味料のほとんどが外国のものを使って作られています。
試しに近くのスーパーで確認してみると分かると思います。
野菜や魚、肉の食材で安価な食材の少ない事がわかります。
仮に国産であっても前述のように、国産の肥料や飼料だけで育てられたものとなったらそれこそ皆無に等しいでしょう。
肉に比べて比較的豊富にあった魚に関しても、日本食の普及やヘルシー志向の高まりでこれまで消費されていなかった国々でも消費されるようになって、日本の漁獲高が制限されてきている。
ご飯の消費量が減り、パンや麺類の消費が増えているがこれらの元となる小麦類は、これまた外国に依存状態。
国がもっと計画的に単なるバラマキ的政策ではなく食量の調達、自給率を上げる努力をしなければ大きな問題となるのはそう遠くないかもしれない。
どんなに性能のいい車を作ろうが、IT産業が発展しようが最悪それらを使わなくても人は生きていけるが、『食』は『生』と切り離す事はできない。
地球規模で考えると現在の全人口を養うだけの食料は不足していて、地球全体でいえば食糧危機な状態にあります。
地球温暖化等の環境の変化等で、仮に日本に食材を輸出している国が食料問題になれば輸出をやめて自国優先にしたり、相手国との関係が悪化した時に輸出を止められたりしたら…
あり得ない事ではないが、日本は高い科学力・経済力を持ちながら食料危機なんて笑えないこともあるかもしれない。