お客様に感化されて、人間観察の趣旨で始めたマッチングアプリ。
もう何年やっただろう?
5年ぐらいやったのかもしれない。
結論からいえば、
僕には合わなかった。
3人の方には実際お会いもしてみた。
けど、
異常に露出が多い人。
メンタルが病んでいる人。
お金を貸してくれと言う人。
全部ひいた。
普通の人と出会って、良い友達とか…
そんなふうに考えていたけど、
難しいもんだ!
やっぱり順番が逆なんだな。
出会って、少しずつ相手のことを理解して、長所も短所も理解して、よければお付き合いする。
僕にはそんな進め方が良いのだが、アプリの世界では最初のメールのやり取りで選別されるみたいな、会う前に憶測で色んな思いをしてしまう。
いやいや、普通ってなんだ?
アプリで結婚まで行き着く方々が多いという。僕は何も否定するものではない。
なんか疲れるな…
そんな感じだった。
そんな中、週一で通っている地元のジムに、同じアプリを利用している女性がいると判明した。向こうが僕の情報を見ている通知があったので、メールを送ってやりとりするうちに分かったのだ。
しかも、僕の予想が正しければ、数少ない女性の利用者の中でも、同世代で綺麗な方だった。なかなか来るタイミングが合わないので、次に見かけた時は声をかけますねと伝えてあった。
そのタイミングが合った時、僕は勇気を出して声を掛けようとしたけど、先方は急いでいるようで断念した後、そのことををまたメールして…
アイコンの写真が綺麗な写真だったので、
「綺麗なお写真ですね」
と送ったのを最後に返信も無く、どうやらブロックされたのかな?という状態で、メールを送ることも、情報を見ることも出来なくなっていた。
あぁ、やっぱり面倒だな。
僕はアプリをアンインストールした。
先方の休日は火曜日。
なので火曜日にジムに来る。
今日の火曜日は僕も仕事は休み。
もうメールすることは無いけど、今日あの人が来ていたら、声は掛けようと思っていた。
向こうも顔が分からない男がどこからか自分を見ているというのは気持ち悪いことだろう。
今日、あの人はいた。
しかも、声を掛けやすいシチュエーションだったので、背筋運動をしている彼女に僕は声をかけた。
イヤホンを外して「えっ」と反応した彼女。
「Hiroです」と挨拶すると、
「あぁ、よろしくお願いします」と微笑んだ彼女の笑顔は綺麗だった。
でも、ここで終わり。
僕はアプリをやめている。
もし何かが始まるにしても、
僕は僕の順番で、普通に進めるだろう。
普通ってなんだ?
