浦太郎邸は、講師の川島智生先生(京都華頂大学教授)のレジメによると、
「昭和31(1956)年に建設された住宅で、竣工時の面影をよく留めるものであり、1950年代の日本に建設された現存の住宅としては最も名高いものといえる。日本のDOCOMOMO100選に選ばれ、戦後のモダニズム住宅を代表するひとつである。設計はコルビュジェの弟子で早稲田大学教授をつとめた吉阪隆正による。・・・・吉阪がマルセイユで知り合ったのが、本住宅の施主である数学者・浦太郎である・・・・」とのことです。

浦邸は2013年に探訪して外観のみ当ブログでもアップしました(そのときの記事はこちら)。そのときに、”本などで見ると内部も素晴らしく、一度でいいから拝見したいものです”と書いていましたが、今回その念願が叶いました!現在もお住まいの住宅であるため、写真アップはできませんが、とにかく素晴らしかったです。

最初は外観や構造に目をひかれたのですが、内部を拝見して、全体的な佇まい、光と影のコントラスト、あちこちに見られる赤黄青の3原色+緑水色などのカラーリングとバランスなどにびっくりしました。また、全てが絵画的だとも思いました。施主と建築家の思いがいっぱいつまった、そしてそれらがきちんと維持され、いや、育っている素晴らしい建築でした。

いつかまた行きたいお宅です。半日ほどお邪魔して更に色々お話を伺えば(勝手な希望ですけれど(汗))、まだまだ発見がありそうとも思いました。今のところ、今年探訪した建築の中ではナンバー1でしょうか。