季節外れの風邪をひいて会社を2日休むなど、先週末から今週初めにかけては体調ボロボロでしたが、それもようやく完治。で、今日はグランフロントにあるLIXILギャラリー大阪で開催中の写真展「鉄道遺構再発見」に行ってきました。

************* LIXILのホームページより*********************

全国に分布し、その置かれている立場も様々な廃線跡。本展では、次代に向けて鉄道遺構を貴重な資産として受け継いでいくため、そこから読み解くさまざまな魅力を再発見する旅へと誘います。

日本初の鉄道が正式に開通したのは、明治5年(1872)。その後、物流の主役を担うべく、全国に鉄道網は張り巡らされました。様々な地理的条件を克服しながら、山にトンネルを通し、河川に橋をかけるなど、レールを繋ぐ創意工夫は「道なき場所」に鉄道を通す技術の結晶であり、それぞれの場所や地域に合わせてデザインされた創造的叡智ともいえます。時を経て、物流手段の多様化やエネルギー効率などの点からすでに役割を終えた鉄道も多くなる中、人々の経験や知恵を次代に繋げる存在として保存され、用途を変えて地域で活用されている例も少なくありません。

本展では、路線をネットワークとして俯瞰する視点で、廃線路になった後も新たな価値を付加された鉄道遺構14件を厳選してご紹介します。それらを土木写真家・西山芳一氏によるダイナミックな写真の数々で披露し、迫力と存在感を存分に感じる遺構の雄姿をたっぷりとご覧いただきます。なかでも、利活用の経緯や現状など秘めたる物語が多い魚梁瀬(やなせ)森林鉄道、足尾線、横浜臨港線は当時の古写真や一部映像も交えて大きく取り上げます。その他の事例も含め、当時の路線図とともに土地の背景を知ることで、遺構を再認識することができるでしょう。さらに、近代ならではの素材の使い方や、構造物の形態や意匠、表情の相違などにも注目していただくと、個々の遺構の多様性も感じられます。

本展が当時の技術や歴史を内包した鉄道遺構の価値や今後の在り方を改めて見つめなおすきっかけになれば幸いです。

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毎日の大阪ー京都の通勤で、ある程度の人の多さにも慣れてきたせいか、地下鉄(長堀鶴見緑地線&御堂筋線)を乗り換えての西長堀→心斎橋→梅田の移動も殆ど不安感やドキっとするシーンもなく、ほぼ想定時間通りに現地に到着しました。LIXILギャラリーのあるグランフロント南館12Fは静かな佇まいで、ゆっくり落着いて展示を見ることができるのが嬉しいです。今回の展示も、大判の美しい写真が印象に残りました(撮影:西山芳一氏)。なお、会場内は雰囲気写真などの撮影OKでこれも良かったです。

「碓氷線 碓氷第三橋梁」

鉄道ファンでなくても一度は写真を目にしたことがある超有名な煉瓦アーチ橋です。
私は未見ですが、現地でこの威容はを目の当たりにしたら絶句でしょうね。

 

「士幌線 タウシュベツ川橋梁」
以前、水辺の土木展でも見ましたが、ここは凄いですね。

「士幌線 第4音更川橋梁」
後述のブックレット表紙や各種案内チラシ・ハガキなどにも使われているこの写真の美しさと迫力が圧巻! 

    

「長野県・中央本線 茅野駅 ラチス桁跨線人道橋」

 

下の2枚の写真は、昨年11月に建築仲間と行った「信州・西洋建築の旅」の際に茅野駅で撮影したものです。見事な構造美です。自分が行った/見たことのある場所が写真展でとり上げられたりしていると嬉しいものですね。

  

「飛鳥山下跨線人道橋」

 

下の写真は2013年11月の出張時に、すきま時間を見つけて撮ったものです。 全く知らなかったのですが、現地でこの橋を見つけ時は「おぉーっ!」と思いました。

 

その他

写真点数は少なめでしたが、見ごたえのある展示でした。来月は講演会にも行くつもりです。

帰り道、同じグランフロント6Fに入っている紀伊國屋でブックレットを購入。LIXILブックレット(旧INXブックレット)シリーズはコンパクトサイズ&素晴らしい写真が多いので、お気に入りです。今日は眠いので(汗)、まずは私が良いなあと思った写真をアップしました。明日以降、少しずつ説明やコメントなどを追加予定です。