昨日、大阪市立中央図書館に本を返しにいったとき、1Fロビーでの展示写真にふと足を止めてみると、「大阪市営交通110周年記念展示」の一部だったようです。

古い市電の写真も良かったのですが、私は建物の写真にも大いに気を惹かれました。その中でも「おおーっ!」と思ったのは、西区九条にあったという大正4年(1915)竣工の「大阪市電気局庁舎」でした。

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年代的に考えると、私も知っていた昭和5年(1930)竣工の「大阪市交通局(旧大阪市電気局庁舎)」----但し、こちらも既に解体・建て替えられてしまいましたが----の1つ前の建物ということでしょうか。これまでにこの建物の写真を目にしたことはないと思います。その意味で非常に興味深かったです。

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「九条車庫と有蓋貨車」

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「停車する二階付き電車」

そして、これまた驚きの建物です。
「都島運輸出張所」(大正11年(1922)開設)
”建築は表現派を思わせる斬新な形だが、空襲で被災した”との解説がついていました。なるほど、表現派といえますね。大阪では珍しいです。大きな二つの建物に目を奪われますが、その左手奥にも似たような屋根形状の建物が見えています。こちらも単純な三角屋根ではなさそうです。

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「天神橋筋六丁目のトロリーバス」

奥に見えるのが、阪急(新京阪)千里線の旧天神橋駅です。
往時のこの建物を見たかったです。

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「御堂筋を走るバス」

背景に「そごう」と「東天閣」が見えています。
へえーっ、こんなところに「東天閣」があったんですね。

時間がなくパパッと見ただけなのですが、こじんまりとした展示ながらも内容は実に奥深かったです。