今月の「関西洋風建築めぐり」講座は、京都・夷川にある老舗京家具の「宮崎」本社社屋でした。近々解体・建て替えが予定されているとのことで、今回の見学は社長さんが自ら丁寧に案内してくださり、内部もくまなく見せて頂けるスペシャルバージョン的なものでした。
◎参考ブログ
mayumamaさんの”m's diary”
ぷにょさんの”まちかど逍遥”



社屋の基本計画が武田五一、実際の設計は武田の弟子であった宇都宮誠太郎で、昭和11(1936)年夏の竣工です。鉄筋コンクリート造に見えるこの建物、実は木造とのことで驚きです。店内は広々とした大空間で、柱-梁の接合部は優美な曲線を描いていました。
この建物は見どころがいっぱいなのですが、サンドブラストのガラスエッチング、モザイクタイルを含むタイル・タイル・タイル!大理石、ステンドグラスなどが特徴的でしょうか。

そして、中庭があり、そこにはサボテンをモチーフにしたテラコッタ製の噴水があって度肝を抜かれます。こんなのは初めてです。

中庭にも様々なタイルが。
トイレも凄かったです。
ステンドグラスはシンプルですが、かなりレトロ感があります。
ドアは昔からのままではなかったようですが、陶器製のドアノブがめちゃくちゃ可愛いらしかったです。
赤い大理石の洗面も素晴らしい!

とても1回では素晴らしさを書ききれません。
と言うことで、今日はその1でした。