「源ケ橋温泉浴場」を見た後は、商店街を通ってJR寺田町駅に向かうことにしました。商店街には古くからあると思われる風情のあるお店が幾つかあり、なかなかええ感じです。全体的な佇まいが良いのですが、店名のロゴも味わいがあります。ただ、2枚目のハンコ屋さんは明文堂さんと読むのでしょうか?
建築探偵としては幾つかの道があるとき、時間さえあれば、狭い道や古そうな道を好んで選びます。このときも商店街が終わって、何気なく古くて狭い道を歩き出したら、何とこんな建物に出くわしました(天王寺町北2丁目)。おおーっ、近代建築や!

(元)事務所系の建物でしょうか。最上部の装飾などは本格的なような、幾つかの要素の組み合わせ的なように思えます。しかし、1階と2階の玄関や窓の位置関係、窓下の大きめの装飾などはちょっと不自然というか、???な感じもある不思議系建築ともいえます。

ひょっとして看板建築かと思って側面に回り込むと、こちらにもイオニア式オーダーを持つ付け柱と装飾が施された窓がありました。ただ、この装飾も正面とは異なったデザインであるのがちと不思議です。屋根まわりは改造というか改変されているようですが、実に不思議な雰囲気の建物でした。謂われや建築データ的なものをぜひ知りたいところです。

JR寺田町駅です。
壁面がカーブを描き、赤い屋根を持つ小さな駅舎が可愛らしいですね。
プラットフォームに上がって、ここがピン支持タイプの鉄骨柱を持っていたことを思い出してパチリ。寺田町・桃谷・鶴橋駅は5年以上前にもブログで紹介していました。技術系の人間としてはこれらを見ると嬉しくなってしまうのです。

他にも幾つか写真におさめた建物などはありますが、歩き初めて1時間半弱。
今年の歩き初めとなったミニ探訪は、ここで終了となりました。
終盤に予想していなかった建物に出くわすなど、短時間ではありましたが、建築探訪の面白さを味わって満足満足。