今年もお盆は堺の実家に帰ってお墓参りです。
お墓のあるお寺(南宗寺)には、阪堺電車(阪堺電気軌道)で行きます。この阪堺電車は存続or廃止の議論がずっと続いているのですが、我が家にとってはお墓参りや初詣(住吉大社)には欠かせない交通手段なのです。複数の型式の電車が走っており、塗装も様々であるため、次はどんな電車が来るのかといった楽しみもあります。乗車駅の船尾駅で見たのはこの2つでした。504の方が古い車両で、丸みを帯びた柔らかいフォルムが特徴です。
御陵前駅で降りてお墓参りをすませた後、今年も宿院近くまでブラブラ歩いて、せいろそばの「ちく満」へ行きました。「ちく満」のことは2年前にもブログで書いていましたね。創業400年(?)の老舗で、建物は戦後のもののようですが、なかなかにレトロで風情があります。

靴箱にも番号がふってあり、13番をお使いくださいとのことでした。で、案内された席は2年前と同じ席でした。
これが有名な”せいろそば”です。温かくやわらかい麺、卵丸々1個を入れる出汁。しゃきっとした喉ごしの蕎麦が好みの人にとっては「あれ?何これ?」と思うような柔らかさ、まろやかさなのですが、好きな人にとってはこれがやみつきになるようです。私は好きですね。長男もここの蕎麦は美味しいと言ってます。

今年は私と長男が1.5斤(1斤半)、母・妻・次男が1斤にしました。私は以前にも食べた2斤にしたかったのですが、現在は2斤がなくなっており、仕方なく1.5斤にしました。
~2年前の記事より~
不思議なのは値段設定で、1斤:800円、1斤半:900円、2斤:1000円と
量を増やす方が超リーズナブルになります。
うーん、これと合わせて考えると、ちょっとお値段が上がったと言えますね。それにしてもメインのメニューが蒸しせいろそばだけというのは凄いです。知らない人にとってはビックリでしょうね。今回面白かったのは、最初店内の冷房がガンガンに効いていて寒く、ゆるめてもらったところ、そばを美味しく頂いた後に出汁+そば湯(お店の方は、かまくらと呼んでおられました)を飲んだら一気に暑くなったことでした。これを見越して冷房をきつ目にされているのかもしれません。
隣の部屋は柱や梁の色が黒っぽく、更に古い感じです。壁の下部は網代になっているようで良い味わいです。

この日は平日の夕方だったせいか、お店は空いていました。決して敷居が高い訳でも何でもありませんが、一見さんがふらりと入る感じのお店ではなく、名物のせいろそばを目当てに来られるお客さんが殆どなのでしょうね。
帰りは宿院駅から乗車です。帰りの阪堺電車は白い車体でした。