中区錦1丁目にある旧シャム領事館(旧加藤商会ビル)です。ここは名古屋に来たときに2回ほど探訪したことがありますが(外観のみ)、もちろん夜は初めてです。

「わが街ビルヂング物語」という本によると昭和6年に建てられ、もともとは、米の輸入商社・加藤商会の建物で、経営者の加藤勝太郎が、シャム(タイ国)の名誉領事に任命され、ここでパスポート発給などをしていたとのことです。

名古屋では最も印象に残った建物の1つで、角地に建っていてコーナー部に正面玄関があるせいかイメージではスリム&シャープな感じがあるのですが、実際のシェイプはコーナー部にアールがついているものの角度は直角です。遠くから写真で撮ると何となくイメージと違うような気がしてしまいますね(最後から2枚目の昼間の写真参照)。見上げるように撮った方がこの建物の魅力が増すようです。一方、背面となる堀川の方から眺めると、4階建でスリムな感じに見えます。これらの見え方の違いもこの建物の魅力の一つかもしれません。

なお、現在はシャム料理のレストランになっているようです。
やはりシャムとは縁が深いようですね。

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以前、昼間に撮った写真です。やはり、アールのついた正面のコーナー部がこの建物のハイライトのようで、意匠もすっきりしているように見えて実は繊細で凝っています。

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