順正・五龍閣カフェの内部です。
実は現地に来るまで、ここがカフェになっているとは露知らず。昼食がまだだったため、ここで喫茶・軽食がとれると知ってこれ幸いと休憩&昼食タイムとすることにしました。
注)以下の写真は色んなモードで撮ったものを色補正しているうちに、
どれが本来の色か分からなくなってしまいました(汗)。やや赤み
がかった色が好みなので、それらは強調しています。
まずは、店内に入ってすぐにある階段の吹き抜け部が素晴らしいですね。下から見上げた佇まいに”おおーっ!”と感激しました。
昼食(京野菜カレー+コーヒー ¥1,400)を頂いた1階の部屋の眺めです。洋館1Fは五龍閣カフェとして再出発するにあたり、かなり手が入れられたのでしょうか?元の状態を知らないのですが、綺麗です。
3連アーチの欄間を挟んで南面したガラス張りの部屋は喫煙席となっていました。元々の用途はサンルームかと思いますが、案外、オリジナルでも喫煙室だったのかもしれませんね。長楽館とも似通っているような気もしました。
鳥をデザインしたステンドグラスは周囲のオレンジを交えた彩りと合わせて美しいです。この日は曇りだったので、もうちょっと光が欲しかったところですね。

大理石の暖炉もゴージャスです。店内に複数ある暖炉はそれぞれデザインや色合いが異なっており見事です。
デジカメでの撮影はどうぞどうぞと言われました。ただ、最初少な目だったお客さんも次第に増えてきて、建築や内装が目的とはいえ、あまり露骨にお客さんが入る方向にレンズを向けるのがはばかられ、途中からはどちらかと言えば上の方ばかり撮っておりました。
食事の後は2階も見せて頂きました。階段も含んで2階部分は原則立入禁止ですが、スタッフの方に見学したい旨声をかけると快諾して下さいました。これはありがたいですね。洋館では階段部分がハイライトとなることが多く、ここでもそれが当てはまります。すきっとした直線と優美な曲線の組み合わせが絶妙です。2階から3階へ上がる階段の途中にある小さな踊り場の設定とその回りのデザインが秀逸。照明のデザインも素晴らしいですね。
2階は畳敷きの広間になっており、団体客専用のようです。ここも和洋折衷の不思議な空間ですね。北面と南面にある各3つの窓と扉(桟?格子?のデザインがgood)、折り上げ格天井と2つある暖炉も良いです。
それにしても、武田五一先生は不思議な建物を設計されたものです。これは特に外観(中でも屋根)から受ける印象によるものでしょうか。家具や照明などのデザイナーとしても優れていた武田五一は、多才故か私にはどうもつかみ所がないようにも思えるのですが、特に京都の町にとっては欠かすことができない人ですね。ただ、ここでは多数のお客さんがおられた割に建物に興味を持っておられる方は少な目だったようなのがちょっと寂しかったです。まあ、私のように何枚も写真をとる人が少なかっただけかもしれませんが(汗)。
この日は曇りで太陽の光に恵まれなかったため、後日再訪したいと考えています。湯豆腐ならぬカフェであれば、いつでも気軽に入れますしね。