シップル館を見学した後、キャンパス内の裏手を少し回ってみると、ガラス越しに温かな光が見える石造風の建物があり、これがラーハウザー記念礼拝堂でした。J・H・モルガン設計のチューダーゴシック様式の立派な建物で、鉄筋コンクリートの躯体に秋保産の凝灰岩を貼って石造風に見せています(昭和7年竣工)。クリスマスの可愛らしいリースが飾り付けられた玄関は立派ですね。

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見学は無理かなと思いながらも内部を覗くと、毎朝の礼拝後の片づけをされていた総務の方がおられ、少し拝見させて頂くことができました。荘厳で美しい礼拝堂で、梁の装飾なども見事です。正面にある美しいステンドグラスは英国産だそうで、古いものであるため補修も難しいとのことでした。パイプオルガンが2つあり、右の方にある小ぶりなものがやはりかなり古いもので、これは現在は音が出ず、礼拝には左側にある方を用いているそうです。椅子の側方には暖房用の温風の吹き出し口(?)があり、うまくデザインされていると感じました。

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シャンデリアもオリジナルのままなのでしょうか?側面高窓の桟の模様はシンプルな菱形の格子状でしたが、ここから洩れてくる温かく柔らかな光が外から眺めたときに何とも言えず良い雰囲気をかもしだしていました。

朝からの雨でガッカリしていたのですが、この礼拝堂を見学できて満足に思うと共に、荘厳で静謐な空間に身を置いてとても豊かな気持ちになりました。見学させて頂いて、ほんとうにありがとうございました。
 
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