Jouhou1 情報は1冊のノートにまとめなさい
(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)
★★★★:(75~)80点

面白かったです。世間での評価は色々分かれているようですが、他の類書とはちょっと違ったアプローチが良いです。自分の業務スタイルには適さない、当たり前のことしか書かれていない、新しい手法や考えなどがないといった感想も見受けられますが、筆者の実践に裏付けられた信念は素晴らしいと思います。それをどう評価するかの違いですね。

まずは、大学ノート風の表紙が凄いインパクトあり。最初に書店で見たとき、”おっ?この本は一体何!?”と思いましたから。

この本に書かれていることは、ある程度自分がやっていることとの共通点もあって余計に面白く感じたのかもしれません。

 ・会社用の小さな手帳に仕事関係のこと、プライベートを含む行事、
  本や映画の採点、読みたい本リストなど様々なことを書き込み
 ・予定表でもあり、記録でもあり、備忘メモでもある

などなど、かなりの情報を1つのものに集約しています。仕事関係の作成・収集資料や情報は膨大ですので、これは完全に別にしていますけれど。

また、全ての情報を手帳に集約しているわけではなく、他に「ランニング日誌」「本・映画・CD・コンサートなどの感想」を別冊で作っていますが、デジカメ写真データも含めて全て時系列方式です。その点では本書でもふれられている「超整理法」の考え方はシンプルだが凄いと思います。

本書のどこかにブログの将来性について若干疑問があるように書かれていたと思うのですが、今のところ、ブログこそありとあらゆる情報を時系列で記載していき、それに”カテゴリ”という識別ラベルさえつければ、ほぼ完璧なプライベート情報データベースになり得るのでは?

ただ、私は最近、自分のブログ記事を調べるのに”カテゴリ”を用いるのではなく、Googleで一発検索することの方が多いです。特に”カテゴリ”や”ラベル”などをつけなくても、ブログタイトルの一部である”ひろの東”に”駅伝”、”バラ”、”宮部みゆき”、”昭和町”、”マジョリカハウス”といったようなキーワード的なものを組み合わせてアンド検索を行うと、ほぼ一発秘中で目的の記事が引っかかってきます。これは小気味良いですね。

本書に書かれていた”人が考えた方法は結局ダメ。自分で工夫してきた方法でないとフィットしないし続かない”という主張はうなずけます。また、”情報そのものよりも「メタ情報」(ある情報がどこに書いているか、何で調べることができるか、誰に聞けば分かるかといった情報のアクセス経路のこと)が重要”ということは、最近仕事でひしひしと感じています。

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情報整理というと、分類・整理しなければならないと思っている人が多いかもしれませんが、実はその分類・整理こそが「続かない」「使えない」原因となっています。情報を実際に活用するには、情報を一箇所にまとめ、分けずに時系列に書き込んでいけばいいのです。

そうすることで、すべての情報は必ずノートの中に「ある」ことになります。そして、パソコンを使った検索術を活用することで、情報は一発検索することができるようになります。

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