先月から参加している「関西・洋風建築めぐり」講座、今月は浜甲子園を探訪しました。

浜甲子園は、ぷにょさんのブログ”まちかど逍遙”においてシリーズ物で紹介され、私もその記事を参考に一度だけ2時間ほどミニ探訪したことがあります。今回のメインはO邸と浜甲子園倶楽部(浜甲子園健康幼稚園)でした。この日巡った建物の内、半数は以前の探訪で見ていたものだったのですが、O邸やI邸(連続した丸窓あり)には全く気づいていませんでした。また、浜甲子園倶楽部の外観はこの地域にある他の住宅とそう異なった感じがしなかったのですが、内部を案内して頂いてビックリ!かなり改修はされているのですが、柱や梁が野趣あふれるしつらえになっていたり、ユーゲント・シュティール風の階段親柱があったり、洋風と和風の不思議な融合に驚きました。とくに、素朴にして優美な階段親柱が斬新でした。昭和7年の建築がこんなにモダンだとは!

浜甲子園倶楽部では、神戸女学院大学名誉教授の泉先生から浜甲子園の住宅地開発の経緯、その後の高度成長時代に甲子園浜の埋め立て計画が立てられたのを住民パワー(住人2000人+弁護団15人)で提訴して阻止し、和解に持ち込んで何とか浜を守った臨場感たっぷりのお話などを伺いました。埋め立て作られた六甲アイランドやポートアイランドの現状をどう思われますか?といった厳しい指摘もありました。情熱の先生です。

また、浜甲子園地区まちづくりルール(「地区計画」・「まちづくり憲章」)の話もして頂きました。その後の街歩きでは、浜甲子園から道路一本隔てた隣接地域に高層マンションが建つのを眺め、両地域の対照的な姿に色々と考えさせられました。

O邸では全員にお茶をたてて頂いたり、引率の川島先生から住宅地売り出し時の古い資料を見せて頂いたりと、短時間でしたが非常に濃密な時間を過ごさせて頂きました。

※とりあえず、今夜はこのくらいにしておきます。以下の写真には当地を開発
  した大林組の施工ではないものも混じっています。これはこれで面白い。

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