紫織庵の続きです。
1階中央の中廊下(?)が和風の住まいにしては珍しいなと思っていたら、客間の静かさを保つため等の理由で洋風の良いところを取り入れたらしいです。その長い中廊下の中央に板敷きの部分があるのですが、客間に料理などを運ぶときにはここを横切ったそうです。また、廊下の端のどちら側からも反対側の庭がガラス越しに見え、とても素晴らしい眺めでした。ここに写真を載せた方から見ると、廊下の幅が奥の方で狭くなっており、より遠近感が強調されるようになっているとのことでした。へえーっ、計算し尽くされているんやなあ。ほんのりと灯った明かりも味わいあり。客間と仏間の間には東山三十六峰を描いたという欄間もありましたが、私が撮った写真ではその良さが分からないのでカットですm(_ _)m。
2階の洋間も広くてゴージャスです。2ケ所のステンドグラスも見事。4枚目の写真のステンドグラスはデザインといい、色合いといい、モダンな感じなのですが、オリジナルなのでしょうか(違うかな・・・)。もし、そうだとしたら超ハイカラです。武田五一は家具や照明器具のデザインなども得意としていたのですが、これらも美しく素晴らしいものでした。
紫織庵は六角通りに面していますが、内部にこのような空間が広がっているとは露知らず。静かに佇んでいる姿がとても好ましかったです。