橋を見に行こう-伝えたい日本の橋(自由国民社)
★★★★☆:90点
前村さんのブログ”前村記念博物館ブログ”で紹介されていた「橋を見にいこう-伝えたい日本の橋」を購入しました。写真満載で、ビジュアル重視の私には嬉しい本です。前村さん、ありがとうございました。
構造の美しさ、形式の美しさ、造形の美しさ、素材の美しさ、人や鉄道などに利用されている美しさ、生活や風景ににとけ込んだ美しさ、長年の風雪に耐えてきた美しさ、朽ちていくはかなさ、周囲との調和の美しさ(時には競合する場合もありますが)などが素晴らしいです。橋は建築よりもストレートにそれらが分かるとも言えますね。
本書は、まず簡潔明瞭な説明文と美しい写真のオンパレード。データは後ろにまとめて掲載されています。これも好ましいですね。神社・お寺の橋も興味深かったです。昨秋の社員旅行で見た金刀比羅宮鞘橋も紹介されていました。もちろん、住吉大社の太鼓橋も日本一大きな太鼓橋として紹介されています。なんと、先日の嵐山マラニックで訪れた松尾大社の石橋も出ていました。山吹との組み合わせで結構有名なのかな?おー、自分で撮った写真でも遠くに写っていました。
その他、タウシュベツ川橋梁、碓氷第三橋梁などは神々しいまでの美しさです。以前、「水辺の土木」で紹介したような気もするのですが、見つからない・・・。地域的には、北海道と九州に逸品が多いような気もしました。
本来であれば橋も実物を見るべきなのですが、近代化遺産や近代土木遺産ファンの方は、まずは本書必読です!
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出版社/著者からの内容紹介
◆心なごむ橋の魅力を、美しい写真と文章で伝える
◇歴史ある橋、周辺風景と調和のとれた橋、形の美しい橋、固有の形をした橋、素材を生かした橋、人々に親しまれている橋など、全国47都道府県の150橋を紹介。
子どもから橋の専門家・風景写真に興味ある方まで楽しめる一冊。
【推薦】伊藤學(東京大学・埼玉大学名誉教授)、藤野陽三(東京大学教授)