九条理髪・タカセさん探訪記の続きです。写真を撮っている間に、理容器具や建具のことなどを色々と説明して頂きました。
「タオル蒸し器」は理美容店向けの専門メーカーで有名ブランドの「カナイスチーマー」製で、数十年使い続けている逸品だそうです。これと同型式のものは皇室関係のところにしかないそうで、あちらが電気式なのに対してこちらはガス式で、今では非常に珍しいとのこと(すみません。正確に内容を記憶していません)。消毒器も古いもので、わざわざスイッチを入れて下さいました。ユニークだったのは傘立て。このタイプのものは今はどこにも無いみたいです。
天井と壁の入り隅部(回り縁)にはシンプルですがデザインが施されています。玄関部にはまっている型板ガラスもいいです。シンプルでスッキリしたデザインは壁や床のタイルと合わされているのかもしれません。これもオリジナルのままで、割れるとスペアがないそうな。椅子は変えてしまったけれど、昔のを残しておいたら良かったなあとも仰っておられました。
などなど、外観だけでも味わいがあったのですが、内部は更に素晴らしいものでした。タカセさんのお店を拝見していると、良いものを大事に長く使い続けることは素晴らしいなあと痛感しました。多分、常連のお客さんも皆さんそう感じておられるのではないでしょうか。
最後にご主人にも入って頂いて写真をパチリ。勝手なお願いにも関わらず、色々と丁寧に説明までして頂き、本当にありがとうございました。