Davinti1_1 ダ・ヴィンチ・コード(映画)
★★★★:80点

世界的大ベストセラーの原作も読まず、必要と言われた宗教的な予備知識の習得もせず、監督がロン・ハワードだとも知らず、どうもトム・ハンクスが出演しているらしいくらいの情報だけで観に行きました。結果は? 予想していたよりは面白く、途中で眠くなることもなく結構集中して&楽しんで見ることができました。また、細かい部分でよく分からない箇所はありましたが、結構説明的に作られていたこともあって、特に予習なしでも理解可能でした。これは妻も同じ感想でした。ジャン・レノは何故彼が起用されたのかよく分かりませんでしたが・・・。

原作からはかなり色んな要素がそぎ落とされているとは思いますが、それは映画ならば当然のこと。色んなエピソードがほどよくちりばめられ、まずはよくできた映画だと思いました。ただ、全体として説明的な作り方だったせいか(それで理解可能だったわけですが)、ミステリアスさ・スリル・サスペンス・謎解きの面では多少掘り下げ不足、余韻不足の感がありました。よって、感銘度の点では物足りず、見終わってから2週間経った今では内容をあまり覚えていません。そう考えると5点マイナスかな?惜しい!

****************** あらすじ ******************

閉館後のルーブル美術館。ダ・ヴィンチの有名な素描<ウィトルウィウス的人体図>を模して横たわる館長の死体が発見された。死体の周りに残された不可解な暗号。その中に自らの名前が含まれていたハーヴァード大学教授のラングドン(トム・ハンクス)と、館長の孫娘で暗号解読官のソフィー(オドレイ・トトゥ)は、暗号の謎をときはじめるが…。ダ・ヴィンチが自らの絵画に残した、歴史を揺るがす暗号とは?そして時代を超える重大な秘密とは・・・?!

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<以下、ネタバレあり>

ラストに、ルーヴルのピラミッドに戻ってきたところはストーリー的にも映像的にも巧いなーと思いました。これは原作通りなのでしょうか?女性を表す形と男性を表す形が様々なところに使われている、「最後の晩餐」にも示されているといったところも、ほうーっと思っていました。ヒロインのソフィーは重要な鍵を握っている(重要な情報を知っている)だけでなく、当然、彼女が真の承継者なんだろうなとは想像していたので、これに関しては驚きは無し。ただし、彼女が姿を現すのを待ち続け、これからも彼女を守っていこうとする人々が静かに集まってきたシーンは味わいありでした。

聖書やキリスト教の教えを否定する内容として各国で上映禁止になっているそうですが、フィクション小説&映画としてはなかなかに刺激的ですね。