Webshinkaron1

ウェブ進化論-本当の大変化はこれから始まる(ちくま新書)
★★★★☆:90点

not 趣味系の本では久々に一気読みで抜群の面白さでした。既にベストセラーになりつつありますが、いやー、この本は凄いです。普通は殆ど小説しか入れない”My年間ベストテン”のランキング入り間違いなしと断言しましょう。






***************** Amazon:内容(「BOOK」データベースより) *****************

インターネットが登場して10年。いま、IT関連コストの劇的な低下=「チープ革命」と技術革新により、ネット社会が地殻変動を起こし、リアル世界との関係にも大きな変化が生じている。ネット参加者の急増とグーグルが牽引する検索技術の進化は、旧来の権威をつきくずし、「知」の世界の秩序を再編成しつつある。そして、ネット上にたまった富の再分配による全く新しい経済圏も生まれてきている。このウェブ時代をどう生きるか。ブログ、ロングテール、Web2.0などの新現象を読み解きながら、大変化の本質をとらえ、変化に創造的・積極的に対処する知恵を説く、待望の書。

序章 ウェブ社会―本当の大変化はこれから始まる
第1章 「革命」であることの真の意味
第2章 グーグル―知の世界を再編成する
第3章 ロングテールとWeb2.0
第4章 ブログと総表現社会
第5章 オープンソース現象とマス・コラボレーション
第6章 ウェブ進化は世代交代によって
終章 脱エスタブリッシュメントへの旅立ち

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一般的には検索エンジン(の会社)として認識されているGoogleがやろうとしていることの壮大さ・物凄さが極めて印象的でした。Googleってこれほど凄い会社なのか・・・。全然分かっていなかった・・・。オープンソース、ロングテール、「あちら側」と「こちら側」----この内容も秀逸、世代交代論(かつて力づくでネットスケープを叩き潰したビル・ゲイツが1兆円でGoogleを買収しようとしたが実現しなかった。そこには、Google創設者たちの「あちら側」のことが分かっていないゲイツには絶対に屈しないという強い意志があった)、究極の知的生産の道具かもしれないブログ などなど、いやー面白かったです。専門的な内容で多少理解しづらい点もありますが、ブログやホームページをやっている人には絶対のオススメ本です。

本書に書かれたようなことを知っている人/知らない人、使う人/使わない人の情報格差は今後、広がる一方ですね。どちらが幸せかは解釈によって異なりますが・・・。