ジャッカルの日(角川文庫)★★★★☆~★★★★★’:90~95点
よしさんのブログ(*Happy Light*)記事に書かれていた「ジャッカルの日」。ドゴール大統領暗殺計画を描いた名作中の名作ですね。
フレッド・ジンネマン監督の映画も有名ですが共に良かったです。映画化された小説の場合、”読んでから見るか見てから読むか”がよく問題になるのですが、この作品は”見てから読みました”。でも、ラストなども全て知っているのに読んでいても十分に面白かったと記憶しています。フォーサイスの筆力の賜物でしょうね。
綿密な計画を練り、ドゴールを狙う場所に現れたジャッカルのいでたちは?風采はさえないものの、抜群の推理力の切れ味を見せる刑事。果たして彼はジャッカルを阻止できるか?その着想の凄さ・語り口のうまさゆえに”フォーサイス、見てきたような嘘を書き”などと言われたのですが、ほんとこの小説は素晴らしかったです。
一時期、内藤陳さんの「読まずに死ねるか」シリーズに影響されて冒険小説のみ読みまくっていたのですが、最近は殆ど読んでいないです。あの頃の興奮が懐かしい。フォーサイスがあるときから急に輝きを無くしたのは何故なんでしょう?
ですが、「ジャッカルの日」は、冒険小説・サスペンス小説の金字塔として輝き続けることでしょう。