真相(双葉社)★★☆:50点
横山秀夫、どうした!?
2002年頃初出の作品集なので、今頃どうしたと書くのもおかしいのですが、こう書かずにはおれません。
とても「陰の季節」「動機」「第三の時効」「クライマーズ・ハイ」といった傑作群を書いた作家の作品とは思えなかったです。
警察組織内部を描いた作品だけが素晴らしいのではないことは、新聞社を題材にした「クライマーズ・ハイ」でも分かっているのですが・・・。
人物描写は平凡だし、横山作品独特の熱気も全然感じられず。
題材的にも何か気分が悪くなるようなものが多くて、全く感情移入できずじまいでした。
何じゃこれはと思いながら通勤の電車内で1日で読み終えてしまった。。。
謎解き的なところにほんの僅か見所があったくらいで、全5編中、表題作のみが合格ラインギイギリでしょうか?
これまで「深追い」を最下位にランキングしていたのですが、本作は更にその下ですね。グスンです。
で・す・が!
傑作群は綺羅星のごとく輝いていますし、私にとっての打率は4割を超えていますので、次の作品に期待します!