後編です。前編はこちら。

 

 

前回は日本語学校でのエピソードでしたが、今回はその帰りのお話です。

 

帰りのJR、来た電車に乗車するとなかなか発車しない。不思議に思っていると、降りる駅の

数駅先線路内で発煙があったため遅延するとのアナウンス。

 

事故ではないので時間はかからずに運転が再開されるだろうと高を括っていたところ、

20分以上たっても再開のアナウンスがないどころか、同じ文言が繰り返されるばかり…

 

さすがに上息子は徐々に騒がしくなり、下息子は疲れたを連発。そのため、バギーに

乗った上息子の機嫌を取りながら下息子を抱いていると熟睡してしまい、片手で抱っこ、

片手で上息子の機嫌取りと中々にハードな状態になってしまいました。

 

そんな時、おば様が「寝てる子ども座らせな。私すぐ降りるから。」とお声かけ下さいました。

お言葉に甘えさせてもらおうかとも思ったのですが、3人掛けの真ん中にお座りだったので、

寝ている下息子0を座らせると両隣の方にまでご迷惑と思い、申し訳ないのですがそう伝えた

うえでお断りしました。

 

納得して頂きそのまま戻って行かれたのですが、そのすぐ後に運転再開予定が30分後

というアナウンスが…

それを聞いたおば様、今度は端の席に座っている男性に声をかけ、その方と座席を

交換した上で再度お声かけ下さいました。

 

ここまでして頂いたのを断ることは本当に失礼ですし、交換してくださった方にも申し訳ない

ので、素直に下息子を座らせてもらい、そのまま寝かせてもらいました。色々お話をしながら

上息子のことも気にかけて頂き、その後無事運転再開。上息子も落ち着き、下息子も到着

までぐっすり眠っていました。とても助けられました。

 

到着まで気遣って頂き、席を交換してくださった方にも再度お礼を言って、下車しました。

 

結局その後、電車が終点変更になっており、目的地までたどり着けないので地下鉄に

乗り換えることに。

 

その地下鉄では10代後半~20代前半ぐらいの女性たちが乗り込んだ私たちを見ると

すぐに車いすスペースまでの道をあけてくれたり、同じような世代の男の子たちが席を

譲ってくれたり。

 

この日は前編での話を含め、いたるところでやさしさに触れさせてもらいました。

 

私はこの外出した日の前日に起きた大事件でまいっていて、結構落ちてもいました。

加えて、子ども連れでも移動、特に公共交通機関での移動はストレスになる事が非常に

多く、ましてやアクシデントがあると猶更です。しかし、それは連れている私以上に、周囲の

方に感じさせてしまっていると思います。

 

そんな相手にも手を差し伸べてくれる、手助けしてくれる方がたくさんいらっしゃることを

改めて感じる一日でした。お世話になった方々、そっと見守ってくださっていた方々、

どうもありがとうございます。

 

分かってはいましたが、人はやさしいですね。こういう方々が多いので、子どもを連れての

外出が思い切ってできます。本当に感謝です。

 

ではまた。