「しつけ」 という言葉。
人によって、思うことが違うので、
扱いが難しい。
「しつけ」 は、
「仕付け」 と 「躾」 の、
2種類の漢字がある。(辞書的には意味は同じ)
ここからは私の解釈です。
「仕付け」 の方、
「仕」 は、つかえる。する。
「付け」 は、あわせる。くっつける。
合せて、作りつける。形にする。 と、いうことだが、
「型にはめる」 という解釈になってしまっている。
「躾」 の方は、 「身」 と 「美」
「身」 は、体だが、内に心が含まれる。 命。
「美」、美しいは、
心を奪われるような感動。心を打つ。心根や行為が純粋で汚れがない。
「身」 も 「美」 も、心が伴う。 心を豊かに育てること。
「しつけ」 という言葉には、2種類の意味があるはずだが、
「心を育てる」 ことが置き去りにされ、
「型にはめる」 という意味で使われていないだろうか。
さて、犬のしつけですが、
「犬のしつけ」 というと多くの人が、
「訓練・トレーニング」 を連想する。
(訓練とトレーニングは違うという人がいるが、手段が違うだけで目的は同じ。)
こちらは 「型にはめる」 しつけ。
コントロール、指示、従わせる、無視、経験・体験をさせない、
などが主になる。
犬の行動を制限することで、
「犬が行動しなければ、何も問題は起きない。」 ことが目的となっている。
(が、やっているトレーナーが、このことを認識していないかも)
そして、対症療法的な要素が多い。
(対症療法とは、根本的な解決にならない当面の方策。副作用にも注意)
長くなるので、続きはまた。
注:トレーニングが必要ない。すべてが間違っている と、言っているわけではない。ですよ。
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