忘れられない、有り難い言葉がある。
私たち夫婦は、犬を飼うことを決めて、迎えるまで、
1年間を準備期間と決めた。
それは、
長い期間を共に暮らす、命を迎えるから。
犬のことを勉強し、
どのように飼えば育てれば、
楽しく幸せに暮らせるのか。
犬を、下僕(しもべ)として迎えるのではなく、
家族として、息子、娘として迎えたかったから。
最初に迎えたのは、バセンジー犬(オス)の「やまと」です。
バセンジーという犬が、どういう犬種かを調べ、
実物を見るため、会うために、
ドッグショーに行き、
数件のブリーダーを見学に行き、
バセンジーのオフ会に参加させてもらいました。
そして、一般の家庭の、
理想に近い環境で生まれ育った、
「やまと」 を迎えることが出来ました。
好奇心旺盛で、
自己主張が強く、
犬と遊ぶのが好き。
そんな、「やまと」 と、
お互いを理解し合うために、
とにかく向かい合い、ぶつかり合い、
いろいろな犬と遊ぶ機会をたくさん作り、
いろいろな所へ出かけ、
いろいろな経験をし、
声をかけ、見守り、育てました。
やまとが1才を過ぎたころ、(まだ「あすか」は居ません。)
ある施設のドッグランで、
ハスキー犬のグループと会って、
やまとも一緒に遊ばせてもらいました。
揉め事もなく、楽しく遊びました。
そのような時に、
バセンジーを知っている施設の方が、
遊んでいるやまとを見て、やまとに触れて、
「良かったですね、こんなに優しい子で。」 と、
褒めて?はくれたのですが、
たまたま、ラッキー、という心が透けていたので、
「は~」 と、返事に戸惑いました。
すると、
一緒に遊んでいたハスキー犬の飼い主さんが、
「ラッキーじゃなくて、そうゆう風に育てたんですよね!」と、
言ってくれました。
嬉しかった!! 感動しました。
そう言ってくださった方も、
こだわりを持って育てて来ただろうことは、
その方の子を見て分かっていましたから。
「育てる」 ということを意識して、
やまと と向き合って来た。
そのことを理解して、認めてもらえたことが、
嬉しかった。
それからも、一層、
「育てること」 を大切にしてきました。
そして、
私たちも、共に育つということも。
これからも、
その方に言われた言葉は、
忘れることはないだろう。
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