病棟の数少ない本の中で目があった「夢をかなえるゾウ」

 
 
 
 
 
ヒンドゥー教の神ガネーシャが突如ダメダメな男のもとに現れて、超実践的な成功習慣を毎日課題として出す、という内容。なぜかガネーシャは大阪弁なのですが、キャラや話す内容が面白い!でも言ってることはまともで、それでもって例えが分かりやすく論理的。最後にはいい意味でゾッとした結末が待っていました(展開的に世にも奇妙な物語みたい)
 
 
 
 
 
本の言葉を借りれば、入院中の私は時間セレブ。すでにこの本に書かれていることで1つやっていたのは「1日何かをやめてみる」ことでした。
私の場合入院してからずっとなのだけれど。TVをやめて本を読んでいます。本から得られる知識は財産ですね〜!
話を戻して「人生を変えていくのはそういうイメージ」らしいです。つまり、誰もが1日24時間という平等な器を持っていて、それがパンパンなのです。新しい生活を手に入れたいのなら、パンパンの器から何かを出せばいいと(何かをやめて時間を作るということ)その空いた場所に自然と何かが入ってくる、それを注意深く見てみいや〜とガネーシャは言っていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
私が一番ホォと思ったのは(全部だったのですが中でも)
 
 
 
人間は意識を変えることはできない
 
人間の意思なんてめっちゃ弱いねん。みんな「意識」を変えようとするやん?「」やからや。その場で「今日から変わるんや」て決めてめっちゃ頑張ってる未来の自分想像すんの楽やろ?本気で変わろうと思たら、意識を変えようとしたらあかん。意識やのうて「具体的な何か」を変えなあかん
 
 
これが世に何千と成功本が出てるのに、成功者が少ない理由なのでしょうか。人間楽な方に流されるのが世の常。ただ決めるだけか、具体的な行動に移すか。それによって結果は全く違ってくる、とガネーシャは言っていました。確かに。
 
 
 
 
 
あとは、
 
 
 
 
 
やらずに後悔していることを今日からやる
 
自分のやりたいことって何や!もうこれだけは絶対に死ぬまでやらなあかん、自分はそれをやるために生まれてきたんやと心から思えること。それは何や?
 
やりたいことを見つけるために一番やったらあかん方法、それはな・・・考えることや。机に向かってうんうん唸っとったり、自分のやりたいことってなんやろうって考えたりしとったら、何も分からん。小学生の頃「やりたいことが見つからん。これ、やりたいことなんかな?」なんて迷わずにすぐやってたやないか。そうやってじかに触ってみて「これ楽しいわあ」「これつまらんなあ」て判断するんや。本当にやりたいことに出会ったときは、「ああ、これこれ」って全身で分かるもんなんや。
 
実際にやってみて、全身で感じる。それ以外の方法でやりたいことなんて見つからへん。絶対見つからへんで。せやから、「やりたいことが分からない」つて言うてるやつの99%は何もやっとれへんやつなんや。
 
 
そん中でも自分らが一番やるべきなんはな、やらずに後悔していることや。みんな知ってんねん。やりたいことやって後悔せんような人生送った方が幸せになれるてな。でもやらへんねん。なんでや?それは、今の自分と同じこと考えてるからや。収入。世間体。不安。同じやで。人を縛ってる鎖なんてみんな同じなんや。
 
 
 
 
 
 
うーん、図星。だからこそガネーシャは簡単に実践できるようことから提案して、すぐに行動を起こせる訓練をさせたのでしょう。万里の道も一歩から、のような感じでしょうか。
 
 
 
 
 
こんな感じで、ガネーシャの教えは続いていきます。私も実践していきます(この時点でアウトaha)
というかガネーシャは読みながら読者も一緒に実践することを望んでいるのです!
 
 
 
 
 
そして、こんな面白い本を書く作者の水野敬也さんが気になったので調べたら、アメバブログやってました。「ウケる日記」その名の通り期待を裏切らない面白さ、そしてご本人のキャラもちょっとぶっ飛んでました。お時間あったらのぞいてみてください。あ!でも、「夢をかなえるゾウ」を読んでから、をオススメします。