人間機関車
突然ですがドラえもん「人間機関車」。
てんとう虫コミックスでは8巻、藤子F不二雄大全集では7巻に収録されていて、オリジナルは昭和50年の「小学二年生」5月号ということなので昭和42年度生まれの人が読んだことになるエピソードです。
トビラからしてもう楽しそうです。
とまどう3人を差し置いてひた走るドラえもんの疾走感、鼻息と煙突のパワフル感!
同時に、タイトル・ひみつ道具名である「人間機関車」の概要もわかります。
トビラをのぞいて6ページしかない本編の2ページを割いてのび太のノロマぶりを描写したあと、本題たる「運動会(二人三脚)の練習」の話に入ります。ノロマなわけですから、当然ジャイアンの脚力についていけるはずもなく、いつものようにのび太落胆。
そこで取り出したのが問題の「人間機関車セット」。
具体的な原理はわかりませんが、ちゃんと蒸気機関車に必要な要素が3つ揃っています。
この「石たん」!食べるのび太と舌なめずりするドラえもん、どちらからも「非常にうまそう」というのが伝わってきます。私はあられみたいな味じゃないかと思ってるんですがまったく根拠無しです。
さて、この人間機関車セットの力を借りてジャイアンに再度挑むのび太ですが・・・
今度は逆にジャイアンを圧倒!そこまでは容易に想像できる展開ですが、徐々にドヤ顔になっていくのび太がおもしろすぎるw
そして・・・
機能が暴走して、たまたま空き地で談笑しているしずちゃんとスネ夫のところへ突入!
このコマが最高なのは、のび太が最高速なのは当然としてジャイアンもそののび太に合わせるべく必死で走っているところです。汗まで飛び散るほどに。
土管にぶつかって「ドカン」www
そんな大事なことは最初に言わんかい!!
土管を壊すだけでなく車まではね飛ばす!
「止まらない」というスピードだけの問題のはずなのにパワーまであがっちゃってるハチャメチャ感が楽しすぎるw
さすがにジャイアンもついていけずひっぱられるだけ!!
ドラえもんが強制停止をかけた時にはジャイアン瀕死www
ということで、私にとってドラえもんは「爆笑ギャグマンガ」であり、近年(といってもここ20年くらい)の「お子様向け良質アニメ」という扱いはどうもなじめないのでした。ですので、世代的に「ドラえもんは大山派ですか?」といわれることも多いのですが「原作派です」と答えてます。
さて、その大山のぶ代さんの認知症について報道されています。まるでドラえもんだけが仕事だったかのような報道にはウンザリですが、勝平や国松の声を知っていれば10年前のドラえもん降板の時点でかなりお疲れだったことは簡単にわかるわけで、まして80歳を越えた現時点でまるでまだまだ現役であってほしいような言い方はちょっと違うと思います。そっとしてあげといてほしいですよねえ。
そういう意味では、また新作が作られてしまうドラゴンボールと平然と主役をやってのけちゃう野沢雅子さんは異常というかすごいというか。





