作曲の法則 | HIRO WORLD ブログ

作曲の法則


作曲とは


例えば、「逆襲のシャア」主題歌の場合。

歌詞を全部書くのは、著作権的にもいろいろありますけれども、それ以前に文章全体が長くて見づらくなってしまうので要所要所を書きます。


※実際には取り上げ方から言っても「引用」になるので問題はないのですが、そういう議論をしたいわけではないので割愛します

(1)You belong to me ~
(2)いつまでも ~
(3)I belong to you ~
(4)この胸を ~


(5)We belong to Earth ~
(6)コバルトに ~
(7)悲しみは ~
(8)愛しさが ~


(9)ああ メビウスの輪から ~
(10)いくつもの罪を ~


(11)平和より自由より ~
(12)君だけが望む ~
(13)離れても変わっても ~
(14)輝きを ~


(15)You can change your destiny ~
(16)You can change your future ~

(17)We can share the happiness ~
(18)許し合える ~


(1)~(4)は、同じメロディが4回繰り返されてます。(末尾がちょっと違いますが)

同様に、(5)~(8)も4回繰り返しです。

あるいは、「(1)~(4)」がもう一度繰り返されてるのが「(5)~(8)」ということも言えます。


(9)(10)で一息つきまして、


(11)~(13)は同じメロディです。そして先ほど同様、「(11)~(14)」をもう一度繰り返しているのが「(15)~(18)」です。


そして曲の最後はリピート&フェードアウト


よーするに、「メロディとしては3パターンしかなく、しかもシメがちゃんとシマってない」のです。

はっきり言って、小室サウンドはこういうのばっかりです。しかし、こういう作り方が悪いとか珍しいとか昔はよかったとかいうわけではありません。他にもこういう曲はたくさんある・・・いやむしろ多数派でしょうし、そもそもこの曲自体27年前の曲です。残念ながら「哀戦士」も「めぐりあい」も、リピート&フェードこそしていないものの繰り返しメロディの積み重ねという形式は同じです。


が。


「空飛ぶマジンガーZ」も「よあけのみち」も「走れハリケーン」も「ヤッターマンの歌」も「地獄のズバット」も「誰がために」も、みんなこの形式ではありません。別に昔のアニメ・特撮ソングが優れた楽曲ということはないはずですが、それにしてもこうやって数曲挙げただけでもみんな「1フレーズごとにメロディが違ってて、しかも最後はちゃんとシメている」曲ばかりです。


こういうのは「作曲」ではなく「編曲」に相当するのでしょうか。そして繰り返しの件も、音楽の知識・技術で説明がつくのかもしれません。しかしそれにしても、1フレーズずつメロディを積み重ねていって盛り上がり、最後にきちっと着地させる歌はいい曲、のような気がするのです。



思い出補正が強すぎる気もしますけど