噂はちょこっと聞いていた。
あたくしが中学生の時の1つ上の先輩がとーきょーでロックバンドをやっている。
しかもそのバンドは地元青森県黒石市を前面にフューチャーしている。
名前がなんとホイドーズ
だから「ほいど」の意味はお前らの大好きなインターネットで調べるよーに。



しかも先輩ったらあたくしが喉から手が出るほど欲しかった、
地元黒石市から黒石市民財団顕彰事業 奨励賞を授与されてらっしゃって、
その上に黒石市の観光大使に任命されてた。
あたくしもこんなに黒石市をプッシュしているのに!
市長のバカ!
ヴィジュアル系じゃ無理なのか!



その相馬先輩こと鉄マンが明日をもって実家にお帰りになられるとのコトで
初めてホイドーズのライヴにホテホテ行ってきた。
10年以上ぶりにお会いする相馬先輩はメチャクチャ大人の顔になっていて
ギターボーカルスタイルで歌う姿がとても凛々しかった。
今日はワンマンで30曲歌うとのコト。だ、大丈夫ですか。



会場にやや遅れて着くとすでにライヴは中盤にさしかかっていて
ハコの中にいる満員のお客様の数人の目には涙が溜まっておりまして。
今日で先輩が帰っちゃうから、寂しくて泣いているのかな…とか思ったら、違った。
歌詞がストレート過ぎて先輩の声が120%で伝わってくるから。



ギターが大好きだとか上京した時の歌だとかりんごができた歌だとか
そんな笑っちゃうような曲ではあるけれど、あたくしも含めて歌詞が心に刺さりすぎて
あたくしもボーターたる滝のような涙を流した。



先輩が津軽弁のMCでおっしゃっておりました。
「わぁは

 ギターに出会えて

 本当に良かった。
 ギターに出会えたから

 メンバーに会えた。
 ギターに出会えたから

 今日ここにいる

 皆に会えた」って。



先輩、クサイっす!
でもめちゃくちゃカッコいいっす!
あたくしもCHO介を鳴らし続けたからまた先輩に会えました!



音楽をやる上で先輩は偉大でございます。
そんな日々。


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