WBCバンタム級、フェザー級の元王者の長谷川穂積選手(32歳)が56・2キロ契約のノンタイトル10回戦に臨み、3R2分51秒KO勝ちしました

左のストレートを軸にウィラポン・ソーチャンドラシット選手から3度のダウンを奪いスリー・ノックダウンルールで見事KO勝利

この世界前哨戦のテーマは“原点回帰”でした。

真正ボクシングジムの山下正人会長は「当初は足を使ってパンチをもらわないボクシングだったけど、KOを重ねるにつれて、足を止めて打ち合う場面が多くなった」と問題点を指摘していました

ジョニゴンに敗れて以来、長谷川選手は防御を立て直すと同時に、コンビネーションの種類も増やしています

忘れていたものを思い出し、新たな取り組みをミックスさせた。より完成させたボクシングを見せたい」とこの試合への意気込みを示していました

そして、「昔できたのに今できていないことを思い出したかった」と「昔のビデオを(初めて)デビュー戦から見直した」そうです

試合後のコメントもカッコいいですね

強いヤツとやった方が気が楽だし、自分の力以上のものも出せる。次に世界タイトルマッチが決まることを願っていますし、決まれば頑張ります

これからも、日本のボクシング界をもっと盛り上げていってほしいです
8戦目で世界タイトルを奪取した「浪速のジョー」こと辰吉丈一郎選手はスター性もあり人気が高い選手でした。

「練習の公開でお金が取れる数少ないボクサーの一人」と評する同級生もいました

多くのボクサーに影響を与え、過激な言動や網膜剥離などいろいろな面から注目されていたと思います(実際私の後輩は憧れてプロになりましたし)。

いちいち辰吉選手と比較する必要もないと思いますが、井上尚弥選手も多くのボクサーに影響を与える存在になっていくでしょう

ただ話題性があるだけに、テレビ局主体の過度の演出を凝らした「興業」のなかで、優れたボクサーが埋没されないか心配でもあります

ちなみに、NnmberWebのコラムで、井上選手のボクシング技術の1つに、パンチをしっかりと打ち抜くことを挙げていました。

体の芯がしっかりしていなければ打った勢いでバランスを崩してしまうし、ディフェンスを優先すると、パンチは遠くまで伸びない。早くガードの位置までグローブを戻そうとするので、極端に言えばタッチして引くようなパンチになるからだ。

私は以前通っていたジムでのマススパーで、トレーナーからパンチを打ち抜けない癖を指摘されていました。

そう言えば、以前ジョー小泉氏のフォーロースルー(打ち抜き)に関する解説を読みました。

シャドー・ボクシングで素早い体重の移動(シフト・ウェイト)の型を作り、かつサンドバック打ち、ミット打ちで打ち抜く癖をつけることが肝要である

怪物くんこと井上選手のボクシングの実績は、溢れる才能に溺れることなくひたすら父親と共に練習を積み上げてきた成果のように思えます

今後世界の強豪との試合を重ねていくことで、ますます成長していくんでしょうね
村田諒太選手のプロテストと日本ライトフライ級6位・井上尚弥選手のプロ3戦目はゴールデンタイムに生中継されました

両選手ともこれからの日本のプロボクシングの起爆薬のような存在です

ロンドン五輪金メダリストで、竹原慎二選手以来の日本人ボクサーとして世界ミドル級王者として期待される村田選手(石田順裕選手残念でした・・・)

アマチュア時代の実績をひっさげて、デビュー前からその実力を高く評価されていた「怪物くん」こと井上尚弥選手

昨年のWBC・WBA世界ミニマム級王座統一戦前、八重樫選手の200ラウンドのスパーで、唯一劣勢だったのが井上選手との対戦だったようです。

「井上とは昨年、井岡一翔選手と試合をする前に何度もスパーリングをしましたが、とにかく強い。やられてしまう場面が何度もありました」八重樫選手談

私の子供時代は、父親と具志堅選手の防衛戦をテレビで観戦していました。
しかし、今はたとえ世界タイトルマッチでも、家族でテレビを囲みながら日本人選手を応援する話をあまり聞かなくなりました。

現在日本人の世界チャンピオンが何人いるのか答えれれる人は少数だと思います。

このようなボクシング人気が落ち込みが進むなか、放送局も何か付加価値がなければ、気前よく放映権料を弾んでくれません

そして、開催費用の多くをテレビ局に依存している現状では、局の意向に沿ったイベントにせざるを得ません

フジテレビは金メダリストの村田選手なら、高視聴率が期待できると判断しプロ入りに向け暗躍したとの噂もあります
真偽は分かりませんが、フジテレビの執念にも似た本気を感じます

ちなみに、TBSはボクシング世界王者を数名擁して、ボクシング中継で高い視聴率をマークしています

ネットで読んだ村田選手のSportsnaviのコラムは、以下のように締めくくられていました。

中量級では30代以上でピークを迎える例も少なくないだけに、テレビ主導の早急なマッチメークによるのでなくじっくりプロとしての力を蓄えていってほしい。」
5月8日に井岡一翔チャンピオンの初防衛戦が行なわれます

ネットのニュースで知りましたが、井岡チャンピオンは角田信朗正道会館最高師範(かつての正道会館四天王のひとり)と交流があるようですね

角田氏の勧めで導入した加圧トレの効果が、スパーリングに表れているようです
フィリピンから招いたサウスポーの相手をロープに何度もくぎ付けにし、上下に打ち分けて圧倒しています

たしか叔父の弘樹チャンピオンも、「筋肉をつけると体重が増える」と信じられていた時代に筋肉トレーニングを取り入れていたような気がします(たぶんですが)。

現在、帝拳ジムをはじめ多くのジムで体幹トレーニングが導入されています。

時代と共に練習内容も変化し、ボクシングは進化を続けていくんですね
世界4階級制覇王者の“フィリピーノ・フラッシュ(比国の閃光)”ノニト・ドネア破れましたね・・・

昨年10月の西岡名誉王者との4本のベルト(ドネア選手の持つWBO・IBFタイトル、西岡選手のWBCダイヤモンド王座、そしてリング誌認定王座)を掛けた頂上決戦は何度も見直した名試合でした

シドニー、アテネ両五輪金メダリスト
そしてプロデビュー7戦目で暫定王者を射止め、そのまま正規王者に昇格したギジェルモ・リゴンドーの実力は本物でした

12回に左ストレートを浴び、右目を切ったドネアは「彼が勝ったとは思っていない。彼は大健闘はしましたが。ぜひ再戦したい」とコメントしています

世界の広さを感じてしまいます
カノンロッククールです

毎朝、目覚ましとかに聞きたいですね^^
そして、練習の時のBGMにもいいと思います

昨年ジムで練習している時に、有線で好きな曲がかかると元気になっていました
もちろん、マススパーとかで集中している時は、一切音楽が耳に入ってきませんでしたが

以前からパッヘルベルカノンは大好きな曲でした。
と言うより、パッヘルベル以外のカノン(1つの主題を追いかけ重ねる音楽の形式)は知りません(^_^;)

私にとって、まさに「カノンの中のカノン」的名曲です。
以前職場の同僚から、この曲を使った作品はみんなヒットすると聞いたことがあります(山下達郎さんとかかな??)。

世界中でカバーされていますが、どれを聴いてもテンションがあがります
いろんな人の演奏を聴きたくてネットをさまよっていたら、ヒットした動画です。

「この曲だけ1年間練習してこのてーどです、」
とのコメントのわりには、とてもかっこいいです


私も山中選手の「神の左」をリスペクトし、1年間右ストレートを練習していこうかな

世界王者:山中選手の13KO(18勝2分け無敗)の戦績は、全て左ストレートで築き上げてきました


帝拳ジムの大和心トレーナーは、「今まで100人近い選手のパンチを受けてきたが、(山中)慎介が一番。威力は西岡利晃よりも上」と言い切っています


スピードキング西岡名誉王者の「モンスターレフト」も対戦者に警戒されていました

しかし、山中選手の「神の左」は今後も進化していくでしょう

カットしながらも熱戦を繰り広げたツニャカオ選手も素晴らしいボクサーでした
高校・大学とアマチュア時代に4戦4敗の屈辱を与えた因縁のチャンピオンに見事勝利

直接観戦していないので、ネットで確認しコンビニでスポーツ紙を購入しました

(飛び級で)2階級制覇を成し遂げた八重樫新王者の快挙を称えます

八重樫選手・五十嵐選手共に東北出身
両選手の熱戦に、多くの人が勇気と感動を受け取ったと思います

さて、八重樫チャンピオンの井岡チャンピオンとの(ライトフライ級かな?)雪辱戦に強く興味を持ってしまいます
また、日本中がアツくなる名試合を期待します

もちろん、五十嵐選手のアマ時代に培った速射砲のような連打もまた観戦したいです



やっぱり王者ゴロフキンは強かった
石田選手に勝ったことで、ゴロフキン選手の戦績は26勝全勝(23KO)になりました。

私が学生時代、ミドル級に対して世間の下馬評や評論家の常識を打ち砕いた試合がありました。
残念ながら帰省していたため試合を観戦できず、試合の翌日に地元のコンビニでスポーツ紙を購入しました

「日本人がミドル級に挑戦するのは無謀」「絶対不利」と騒ぐ外野の声を、私と同い年の竹原慎二選手が黙らせました

そう言えば、かつて野球の世界にも似たような話がありましたね?
「日本のプロ野球選手は大リーグで活躍できない・・・」

スポーツに興味がない私でも聞いたことがあります。
おそらく、「日本人は欧米人に比べ体格が劣る」「大リーグは力任せの野球だから日本人は活躍できない」みたいな論拠だと思います

大リーグがストライキ中に渡米した野茂投手の活躍であっさり否定されてしまいましたが(笑)
事実と異なっていたらすみません

今この説はどれだけ支持されているのか分かりません。
と言うより、こんな話(都市伝説)が信じられていたことを知っている人は、少数ではないでしょうか

石田選手の「モナコの奇跡」はおきませんでしたが、夢を追い続ける限り「奇跡」は逃げません。

いつの日か、世間の声をはねのけるように中量級・重量級で日本人選手が活躍するでしょう。

人類が不可能と考えられてた音速の壁を超えた、チャック・イェーガーのように
孤立無援のような環境で、逆境のまっただ中での勝利

今後のJBCの対応が気になりますが、高山選手の快挙を素直に讃えたいです