筋肉はパワーの発生源です。
そして、人間の動作は、無意識に全身の筋肉を使っています。
人間のパワーは筋肉が収縮するときにだけ生まれます。
筋肉自体が力を出して伸びることはできません。
骨格はその力を利用しやすい形にして伝える作用をします。
パワー(P)=収縮率(f)×収縮速度(v)=fv
筋肉は太さ(横断面積S)に比例した大きさの収縮力(f)を出せます。
収縮速度(v)は筋肉の長さ(l)に比例します。
なので、筋肉が出すパワー(P)は、体積に比例します。
しかし、意識できる1部の筋肉に「力を込めても」、全身がそれに協調できる体勢でなければ、本当の「力」は出せません。
このことからも、ボクシングでのフォームの大切さが理解できます。
上肢の筋肉は下肢の三分の一程度しかありません。
腕だけでは、強いパンチは打てません・・・いわゆる手打ちのパンチになってしまいます・・・
ボクシングでは、パンチは全身で打つとか、足で打つ(当てるのが拳)とか言われます。
足首やひざのばねを活かし、股関節の作用で腰を入れ、外腹斜筋の力で胴体をひねって肩を突きだし、上肢(拳、前腕、上腕)を押し出す!!
中国武術では”力”に「勁」という言葉を使います。
吉福康郎氏は、「発勁」は、身体から大きなパワーを引き出し上肢に伝える方法と表現しています。
発勁の基本は「沈墜勁(身体が沈む時にはたらく力)」「十字勁(身体を開く時にはたらく力)」「纏絲勁(身体や手足をねじって生み出す力)」と言われています。
蘇昱彰氏が、雑誌のインタビューでとても興味深いコメントをしていたので、ピックアップしてみました。
沈勁は腎臓から発する。気を打ち出すときは腎臓から始める。
人体の成分は水であるという観点からの訓練方法がとても重要
十字勁も沈墜勁の内から発揮させ、打ち込んだ力のすべてをある一点に集中させる。これは、肝臓、肺に属する動作
纏絲勁の旋転(らせん状の動き)は、主にくるぶし、ひざ、股関節、腰、肩、ひじなどの身体の関節に用いる。
纏絲勁で最も重要なことは、ねじりの動きを加えてすべての力を一ヵ所に及ぼすこと
また、発勁ではありませんが、蘇老師の以下の言葉も武道に身を置く人は心に留めているといいと思います!!
套路に含まれた本当の内容(秘訣)を理解するのは難しい。
「先生が教えた秘訣を会得したかどうか」「拳に含まれた心法を会得したかどうか」が学習で最も重要と述べています。
この言葉は、ボクシングジムでのトレーニングでもとても当てはまります!!
多くのボクサーは、奥の深いボクシングの秘訣を理解するために、トレーニングを積み重ねています。
中国武術では、このことを「功を練る」と表現するのでしょう。
基本を疎かにせず、繰り返えしていくことで、たとえジャブでも磨きがかけられると考えています。
ブルース・リーは、型に囚われ法則に縛られている武道家を否定し続けました。
型や套路の意味を考えず、踊りを覚えるように取り組む武道家は、昔からいたんでしょう・・・
沈墜勁は、柔術では運動エネルギーに変えられるエネルギーを拳打の威力に変える技術に当たります。
纏絲勁は、腕を巻いて敵の攻撃を弾く技術などに用いられます。
十字勁 八極拳の代表的な技の双撑掌(打開)がこれにあたると思います。
大架式の実戦用法を取り上げてみます。
相手の頭上に右拳を打ちおろし受けを誘い(翻砸)→左掌を打ち込む(斜打)→相手が攻撃をかわし左拳を打ちてきた時、身体を縮め体勢を入れ替え、攻撃をかわしながら→全身の動きを一致させて一気に両掌を打ち開いて、掌打を打ち込む(打開)
このような技術は、柔術では実戦でよく用いられています。
伯耆流の大力押留では、敵の腕や衣服を掴み、一方の腕で引き込みながらカウンターを打つ技法が伝えられています。
そして、人間の動作は、無意識に全身の筋肉を使っています。
人間のパワーは筋肉が収縮するときにだけ生まれます。
筋肉自体が力を出して伸びることはできません。
骨格はその力を利用しやすい形にして伝える作用をします。
パワー(P)=収縮率(f)×収縮速度(v)=fv
筋肉は太さ(横断面積S)に比例した大きさの収縮力(f)を出せます。
収縮速度(v)は筋肉の長さ(l)に比例します。
なので、筋肉が出すパワー(P)は、体積に比例します。
しかし、意識できる1部の筋肉に「力を込めても」、全身がそれに協調できる体勢でなければ、本当の「力」は出せません。
このことからも、ボクシングでのフォームの大切さが理解できます。
上肢の筋肉は下肢の三分の一程度しかありません。
腕だけでは、強いパンチは打てません・・・いわゆる手打ちのパンチになってしまいます・・・
ボクシングでは、パンチは全身で打つとか、足で打つ(当てるのが拳)とか言われます。
足首やひざのばねを活かし、股関節の作用で腰を入れ、外腹斜筋の力で胴体をひねって肩を突きだし、上肢(拳、前腕、上腕)を押し出す!!
中国武術では”力”に「勁」という言葉を使います。
吉福康郎氏は、「発勁」は、身体から大きなパワーを引き出し上肢に伝える方法と表現しています。
発勁の基本は「沈墜勁(身体が沈む時にはたらく力)」「十字勁(身体を開く時にはたらく力)」「纏絲勁(身体や手足をねじって生み出す力)」と言われています。
蘇昱彰氏が、雑誌のインタビューでとても興味深いコメントをしていたので、ピックアップしてみました。
沈勁は腎臓から発する。気を打ち出すときは腎臓から始める。
人体の成分は水であるという観点からの訓練方法がとても重要
十字勁も沈墜勁の内から発揮させ、打ち込んだ力のすべてをある一点に集中させる。これは、肝臓、肺に属する動作
纏絲勁の旋転(らせん状の動き)は、主にくるぶし、ひざ、股関節、腰、肩、ひじなどの身体の関節に用いる。
纏絲勁で最も重要なことは、ねじりの動きを加えてすべての力を一ヵ所に及ぼすこと
また、発勁ではありませんが、蘇老師の以下の言葉も武道に身を置く人は心に留めているといいと思います!!
套路に含まれた本当の内容(秘訣)を理解するのは難しい。
「先生が教えた秘訣を会得したかどうか」「拳に含まれた心法を会得したかどうか」が学習で最も重要と述べています。
この言葉は、ボクシングジムでのトレーニングでもとても当てはまります!!
多くのボクサーは、奥の深いボクシングの秘訣を理解するために、トレーニングを積み重ねています。
中国武術では、このことを「功を練る」と表現するのでしょう。
基本を疎かにせず、繰り返えしていくことで、たとえジャブでも磨きがかけられると考えています。
ブルース・リーは、型に囚われ法則に縛られている武道家を否定し続けました。
型や套路の意味を考えず、踊りを覚えるように取り組む武道家は、昔からいたんでしょう・・・
沈墜勁は、柔術では運動エネルギーに変えられるエネルギーを拳打の威力に変える技術に当たります。
纏絲勁は、腕を巻いて敵の攻撃を弾く技術などに用いられます。
十字勁 八極拳の代表的な技の双撑掌(打開)がこれにあたると思います。
大架式の実戦用法を取り上げてみます。
相手の頭上に右拳を打ちおろし受けを誘い(翻砸)→左掌を打ち込む(斜打)→相手が攻撃をかわし左拳を打ちてきた時、身体を縮め体勢を入れ替え、攻撃をかわしながら→全身の動きを一致させて一気に両掌を打ち開いて、掌打を打ち込む(打開)
このような技術は、柔術では実戦でよく用いられています。
伯耆流の大力押留では、敵の腕や衣服を掴み、一方の腕で引き込みながらカウンターを打つ技法が伝えられています。