こんにちは^_^






楽譜を初見で歌う時から

演奏する時


音符ばかりを追って休符をスルー

していることはありませんか?


それから

音符も休符も音価(与えられた楽譜上の時間の長さ)

守られていますか?


ツェルニーから

アドバイスをいただきましょう





両手に長い休符がくる時は,
口か,あるいは頭の中で
休む拍を数えるようにします。

また,あなたもご存知のように,
どのような曲でも,それぞれの小節に書かれた
休止符には,音符と同じだけの時間を
与えなければなりません。

その小節が音符で構成されていようと,
休止符で構成されていようと,
時間的にはぴったり同じでなければ
ならないからです。

以上は,正しい拍子でひく上の注意として,
途中で止まったり,
休止符を無視したり,
見落としたりしてはいけないことを
お話ししました。

けれども時には,
生徒が正しい拍子をとっていながら
演奏がまちがって聞こえることがあります。

それは一つの曲をひくのに,
途中からテンポを速くしたり,おそくしたり,
または,始めからテンポを速くとりすぎたり,
おそくとりすぎたりするからです。


カール・ツェルニー


抜粋:若き娘への手紙/カール・ツェルニー
中村菊子,渡辺寿恵子 訳/全音楽譜出版社




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