こんにちは^_^






音楽を学んでいると
古くから今までずっと繋がりを感じざるを得なくなります

ですから…だからこそ
古くからの音楽を学ぶことは意味があり大切だと感じることができます






音楽の古典派を代表する作曲家のひとり
ハイドン

今回は
ホフマンの書から
ハイドンはどのような作曲家だったのかを
学んでみましょう



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おおむね、幼子のような、明るく澄んだ心を表現しているのがハイドンの作品である。

彼の交響曲は我々を果てしなく広がる緑の野、幸せな人間が集まって作る陽気で賑やかな雑踏の中へ連れてゆく。

若者と乙女たちが輪舞して漂うがごとく通り過ぎてゆく。

子どもたちが木の陰、バラの茂みに隠れて相手を伺い、花を投げ合っては笑い転げている。

愛と至福に満ちた生活。

悩みもなく、苦しみもない。

ただ、はるかな夕焼け空に漂う、近づこうとも遠ざかろうともしない愛しい姿に対する、甘美な切ない憧れだけ。

その姿がそこにある限り夜にはならない。

何しろその姿こそが、山や野を炎のように照らす夕焼けだからだ。ー


ホフマン




抜粋:『ドイツ・ロマン派全集 第9巻「無限への憧憬」』/
深見茂、園田宗人共編/鈴木潔 訳/国書刊行会




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