PIRELLI P7 EVO(205/55 R16 91V)

ファーストインプレッション

 

 タイヤ交換後、まだ500㎞程度しか走っていませんが、ファーストインプレッションの報告です。

 

 

比較は、

①初期標準装備 (約35,000㎞走行平均の評価)

 YOKOHAMA db

②初回タイヤ交換(約39,000㎞走行平均の評価) 

 FALKEN ZIEX ZE914F

③今回交換分

 PIRELLI P7 EVO   です。

 

 

★評価に関して

 過去の2つに比べて総合的には落ちますが、80点と、充分合格ラインです。

★コスパに関して

 3つの中で一番安くコスパ的には非常に満足ですネ

★ドライ性能

 やはり dbが一番 総合的に良かったですネ

 ファルケンとピレリが同点ですが、ファルケンはコーナー含め軟らかい感じですが、グリップの絶対値は高く、ピレリはコーナー含めハードで、コナーではクイックに曲がってくれます。

 グリップの絶対値は低めな気がしますが、絶対値を超えたとしてもコントロールしやすい感じがします。

★ウエット性能

 ピレリは、雨に強いとの事で、205以上の幅で排水溝が4本で排水性を高くしていますがウエットB

 他のタイヤも雨に強いと特に謳っていませんが、ウエットAです。

排水性は皆同じ感じですが、タイヤのコンパウンドと言うか材質の違いから、ウェット時の性能の違いが出て、なんとなくハンドルに伝わってきます。

★燃費

 どれもエコタイヤでないので、ほぼ同じ感じです。横浜のECOS等なら違いが出るものと思います。

★静粛性

 dbはその名の通りデシベルと名に冠しているように、抜群でした。

意外なのは、ファルケンはdb並みに静かでした。

 意外といえばピレリに関してはピレリサウンドと呼ばれる、不快とされる低音の雑音を抑えることに重点を置いた(置き過ぎ?)な為に高音域のノイズは大きめと言われていますが、このタイヤは0~100㎞(高速道路の走行)の間では、思ったよりは少ないです。

 ただ、前のタイヤが静かだったので、この評価になります。

★乗り心地

 これは好みによるところが大きい基準ですが、基本柔らか目を優先した評価をしています。db&ファルケンは柔らか目ですので、特に一般道ではほぼサスペンションに頼らず、タイヤが小さい凸凹は吸収してくれる感じです。

 一方ピレリは欧州系のタイヤらしく、硬めですので、一般道でもサスペンションで

小さい凸凹も吸収している感じです。

 しかし高速でのクイックなハンドリング感覚は一番なので、やはり高速走行向きのタイヤの感じがします。

 

★現状での総合的な感想★

 db&ファルケンは総合的に全分野で高水準、今回のピレリも標準以上ですが、一般道主体の方には少し硬い感じがするタイヤだと思いますので一般的評価は少し下がるかな?。

 一般的には、小さい凸凹も拾うので、良くないと言えば良くないですが、個人的には路面状況が今までのタイヤより確実に伝わってきますし、コーナーではこの車では新品の時から今までで一番クイックに曲がってくれるタイヤですので、一番好みなのかな?とも思います。

 

 まだ500㎞程度ですので、また評価は変わると思いますが、ファーストインプレッションはこんな感じです。