人生会議
ACPアドバンス・ケア・ プランニング
(Advance Care Planning)
「人生会議」は、以前は上記のタイトルの様にアドバンス・ケア・ プランニング(Advance Care Planning)で、本人の大切にしていることや望み、どのような医療やケアを望んでいるかについて、自ら考え、また、信頼する人たちと話し合うことを言う事の様です。
今日は、私の祖父の命日で、実家に戻り90歳を迎えた両親を墓参りに連れて行きましたが、この機会に、以前病院でパンフレットをもらい、数年前に渡して説明していたのですが、ぴんときていなかったようなので、今日は話を良く聞いてみました。
パンフレットより
誰でも、いつでも、命に関わる大きな病気やケガをする可能性があります。
命の危険が迫った状態になると約70%の方が、これからの医療やケアなどについて自分で決めたり、人に伝えたりすることができなくなるといわれています。
もしも、あなたがそのような状況になった時、家族などあなたの信頼できる人が「あなたなら、たぶん、こう考えるだろう」とあなたの気持ちを想像しながら、医療・ケアチームと医療やケアについて話合いをすることになります。
と言う事で、今日聞いたことが決定ではなく、状況により答えが変わることも有りますので、今後は両親に有ったとき毎回確認するようにしようと思います。
具体的には
◆生きる時間が限られた場合あなたにとって大切な事
□家族や友人の傍にいる事
・・・
・・・
◆「生き続けることは大変かもしれない」と感じる状態になったとしたらどのように過ごしたい
□必要な医療やケアを受けて出来るだけ長く生きたい
□命が短くなる可能性はあるが、今以上の医療やケアは受けたくない
・・・
等々です。
パンフレットとは多少異なるようですが興味がある方は↓
人生会議の説明や
実際にやってみようで、具体的な質問がいくつも出てきます。
関係ない人も多いでしょうが、自分自身や、ご両親等にと一緒に一度にやってみられると良いかなと思います。
先の事でしょうが、いつか病院の方から尋ねられる日も来る可能性は誰もあるのではないのかと思います。
私の両親には、具体的に例えば意識がない時に輸血、人工呼吸等どうしますかと、病院から聞かれた時にどう答えたら良いか?等も含めて回答をして行きました。
両親とも今の基本的な答えの考え方は
治って家に帰れる見込みがあれば、全ての治療をしてほしい、そうでないなら、最低限の治療で良いとの事でした!
◆祖父の墓参りに関して◆
両親とも数年前の○○での老人の暴走事故の際に、万が一の事を考え、都会と比べ多少不便ですが、免許証の返納と、愛車の処分をしました
今日は天気も良く、父方の祖父の命日と言う事で両親を乗せて、お墓参りに行って来ました。