気難しく、感情の起伏が激しく、負けん気が強く、ボスのシエルをリスペクトし、支え、最高のニャンバー2として、村を守ってきたケディ。

シエルが去ってから、急に甘えてくるようになって、その激変ぶりに驚いたけれど、今思えばシエルがいない淋しさを、ケディと共有していたように思う。

私なりにケディを尊重し、寄り添うことを考えてきたけれど、ほんのちょっとの差で、ケディの猫生を変えてしまった。

今も、謝罪の気持ちの方が強い。

1年前の今日、ケディが去った日…

ケディがいた場所を、見つめ続けた。

何となく、ケディがいるような気がして。