新太の真実を知る少し前、猫ちゃ村から少し離れた歩道で、偶然?新太とスレ違ったことがある。

その日は休日で、いつもよりも少し早めの食事+作業をしながらも、新太の姿が見えなかったので、そのまま帰宅、その途中の偶然?にビックリ、思わず新太を呼び止めたのだけど、その頃の新太は私に警戒心があったので、そのまま村の方向へ行ってしまった。

実は、新太とスレ違った歩道の先には、1年前TNRに入った家がある。

その家には20匹以上いて、その頂点にいたボスだけが捕獲できず、未手術のままだった。

まさか、あのときのボス?

新太とスレ違ってから、急いで家に帰り、当時のボスの画像と新太の画像を見比べた。

1年前↓

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1年後↓

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やはり、同一猫物。

あの家のボスは、猫ちゃ村に流れてきた新太だったのだ。

その後、息子さんの死を知ることに…

TNRした後も、息子さん&ニャンズは元気に暮らしていたのだけど、今年に入ってから息子さんの姿を見かけなくなり、あんなにいたニャンズも、いきなり姿を消してしまい、知り合いの近所の人達もわからない、やはりおかしい…

毎日そう思いながら、猫ちゃ村~息子さんの家の前を通っていて、たまたま別の近所の方がいらしたときに、息子さんが亡くなったこと、ニャンズは団体の方が引き取ってくれたことを聞いた。

そのとき、やっとわかったのが、ちょうど新太が猫ちゃ村に現れ始めた時期と、息子さんの死が重なっていた、いきなりのボスっぷり、ケディに負けても、村の最下位になっても、新太は息子さんの死を私に教えるため、毎食の時間に合わせ、危険な道路を通って、自分の家~猫ちゃ村を往復していたと…

新太自身が、1年前の私を覚えていたのか?息子さんが新太を使って、知らせようとしたのか?それはわからない。

けれど、新太が猫ちゃ村に現れた理由がわかった今、私は新太に沢山のお礼と、道路は危険だから、もう村には来なくて大丈夫と、新太の家はここだから、これからは私が行くから安心してと、心から伝えた。

そしたら次の日、本当に息子さんの家の、敷地内にいた新太!

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いつも猫ちゃ村で会っていたので、何だか不思議な感じだったけれど、新太と心が通じ合えたことが嬉しかった。

それからは、猫ちゃ村と息子さんの家に通う日々…

今現在、息子さんの家の敷地内にいるのは、団体の方が捕まえられなかったボス新太の他に、こむぎ&凛、いつの間にか敷地内に居着いていた蓮の計4匹。

ニャンバー1 新太↓

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ニャンバー2 こむぎ↓

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ニャンバー3 凛↓

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ニャンバー4 蓮↓

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これから先、息子さんの家や敷地がどうなるのかはわからないけれど、今は息子さんやニャンズの情報を教えてくださった近所の方々と協力して、里親さんを探しつつ、息子さんの家の敷地内で、4匹を守っている。

気が優しくも、淋しがりやだった息子さん、わざと自分の家に3匹を残したのか?

そして、関係ない流れ者の蓮だからこそ、息子さんの魂が乗り移った?

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なんてね…