広島「旭鳳」今季の新酒一発目はスッキリ!! | 蔵あらしのひとりごと

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純米系生原酒大好き人間が送る、日本酒を愛するブログ。

 

旭鳳

 

こんにちは。

今週は何だか体が疲労してたので、今日はマッタリです~。

 

 

さて今回は、広島県からこのお酒をご紹介!!

 

 

 

広島県広島市・旭鳳酒造の

【「旭鳳・しぼりたて」中生新千本純米吟醸無濾過生原酒R5BY】です。

広島の地酒 旭鳳酒造株式会社 | 1865年創業の伝統を守りながら、新たな味に挑戦する酒蔵 (kyokuhou.co.jp)

 

懇意にさせて頂いてる蔵元です~。

さあ、今季の新酒一発目をゲットしました!!

ラベル右上に小さな「真吟」と書かれたお米のシールがありますが、

これは掛米の精米を「真吟精米」という新たな精米方法で削ったお米使用という事。

不要なタンパク分を効率よく削る精米方法で、「扁平精米」をより緻密にした感じ。

さあ、どんな味わいかな~!?

 

 

 

使用米は、飯米の「中生新千本(なかてしんせんぼん)」。

元々は愛知の飯米で、広島では酒米として重宝されています。

 

まず色は、わからない位に色付き&オリを感じます。

立ち香は、甘味感じる素朴な純米香。

 

飲むと・・・甘酸感じる素朴な純米含み香再び⇒

しっかりなピリ感伴うスッキリ甘味と強めのスッパ系酸味⇒

しっかりな渋味と程良い辛味⇒

最後までスッキリ甘酸味引きつつ、若干の苦味と共にスっと切れます。

 

 

 

スペックはご覧の様に、日本酒度+2、酸度1.9。

飲んだ燗カウでは、日本酒度+3、酸度2.0くらい。

 

全体に、ピリ感伴う素朴でスッキリな甘味&スッパ系のしっかり酸味を軸に、

後半の渋辛味でバランス取る、芳醇系食中酒。

今季のは、スッキリとした味わいなのと酸がスッパ系の強いものなのが

例年とは違う部分ですが、飲みやすくてこれもイイ感じですね~。

このスッキリ感は、掛米を「真吟精米」で削った結果だと思います。

 

さあ、燗酒ではどう変化するかな?

1.ぬる燗・・・やや麹系の香り&アル感が出てくる。

2.熱燗・・・少しまろやかになるも、アル感キープ。

3.燗冷まし・・・よりまろやかさ出るも、大きな変化なし。

 

燗冷ましが一番で、冷酒が二番でした。

全体には、温度による大きな変化はなかったですね。

 

美味しさ度(10点満点で) ★★★★★★★★

 

 

 

 

さあ、今宵も新しいお酒を開栓じゃ!!

ではでは~。