和歌山から、隠し酒~!! | 蔵あらしのひとりごと

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純米系生原酒大好き人間が送る、日本酒を愛するブログ。


兆久

こんにちは。
中日の水曜ですね~。
昨日も思わずまた新しいお酒を開栓してしまった・・・
もうお酒がなくなってしまう~。

さて今回は、和歌山県からこのお酒をご紹介!!


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和歌山県海南市・中野BCの
【「兆久・夏の隠し酒」山田錦/雄町純米吟醸無濾過生酒29BY】です。

幅広く事業展開されてる蔵元ですよね~。
その隠し酒。名門酒会商品かと思います。
「超久」シリーズは飲んだ事があるけどこれはお初。
さあ、どんな味わいかな~?



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使用米はどちらも王道の、麹米「山田錦」と掛米「雄町」。
贅沢な組み合わせ・・・さすがはお金のある蔵ですね~!!

まず色は、ほんのわずか色付きを感じる程度。
立ち香は、酸を感じる柔らかな吟醸香。

飲むと・・・若干の渋酸を感じる麹香⇒
スッパイ系の強い酸味とやや麹香伴うスッキリ甘味⇒
ミネラル感伴う軽快な辛味⇒
若干の苦味と甘味を引きつつ、スっと切れます。


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スペックを調べると日本酒度−2、酸度1.8とのこと。
飲んだ感覚では日本酒度+2、酸度2.2くらい。

全体に、軽やかながらしっかりな甘酸味を軸に
しっかり麹香とミネラル感が個性の芳醇系食前~食中酒。
味わいはとても良いんだけど、
麹香のクセ・水っぽさ・苦味の引っかかりが気になります。

さあ、燗付けするとどうなるかな?
1.ぬる燗・・・ややピリ感出てまろやかになりGOOD。
2.熱燗・・・やや甘味がスイーツっぽい感じに変化して面白い。
3.やや重さが出て少し老ねた感じに。

ぬる燗が一番で、熱燗が二番でした。
逆に冷やと燗冷ましは重くなりダメでした。

美味しさ度(10点満点で) ★★★★★★★★




さあ、今宵こそは大人しく飲まなきゃな~。
ではでは。