拙著2冊の中でご紹介した英語学習法を中心に、
「実践編」として30個、新しい情報も加えつつ、ご紹介しています。
題して、「30 Day Challenge」(補足:見出し語は単数形でOK)
第30回目は、「感覚をメモする」について。
いよいよ今回でラストです。
よく、勉強法マニアのような人がいます。
リプロダクションやら、ブリーフィングやら、
サイトトランスレーションやら、オーバーラッピングやら…
いろいろなタスクのやり方に、精通しています。
でも、どんなタスクをどれだけやったか?なんて、二の次です。
大事なことは、外国語を使う感覚を磨けているかどうかです。
外国語を操る「センス」と、多くの人が表現する部分だと思います。
音読にしても、何を何分やったかなんて、目安でしかありません。
「どうすれば感情をこめられるのか?」という部分こそが本丸です。
こういう声のトーンのときが良かったとか、こういう表情がいいとか、
落語家になったつもりでとか、〇〇になったつもりでとか…。
どんなに本を読んでも、自分の感覚の中にしか正解はありません。
だから、勉強法マニアになっても、
自分の感覚と向き合わない人は、センスが磨けないのです。
勉強法マニアで終わらないためには、
調子がよかったときの感覚を、メモしておくことです。
メモは、RPGでいうところの、セーブです。
調子がよかったときの感覚をセーブしておけば、
次回はその感覚から再開できます。
すると、その感覚が当たり前になって、
ふとした時に、もっと上の感覚がつかめたりします。
そうしたら、またメモを取って、セーブです。
この、繰り返し。
少しでもセーブする手間を怠ると、昔のファミコン並に、
データはすぐに消えてしまいます。
記憶なんて、そんなにあてになりません。
ちょっと前に、有名なサッカー選手が、
サッカーノートを公開して話題になりました。
一流の野球選手も、なぜヒットになったのかを、
言葉で説明できることが大事だと言います。
膨大なワインの味を記憶するソムリエも、
味の印象を言葉にして、メモに残すそうです。
いちいち言葉にして、記録しておきましょう。
そして、調子がいいときの再現性を高めて、
その感覚を、さらに進化させていきましょう。
そうすれば、勉強法マニアで終わることなく、
しっかりと「センス」を磨くことができます。
…最終回なので、なんだかストイックな話になりましたが、
「メモをとって感覚を磨く」というやり方は、
言語学習だけでなく、諸芸に通じる真理だと思います。
皆様の学習が実を結びますように、祈りを込めて、
30 Day Challenge シリーズを締めくくりたいと思います。
ありがとうございました!
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