大変 ご無沙汰しております。



一番 寒いと思われる季節
そんなに外出することも出来ず
何時の間にやら 春の風が吹いている様に感じます。


何とか、 元気っ! ではないですが
こうして PCも打つことが出来ています。


2月から 通いだした 緩和ケア外来も
今月、薬剤を一段 強めにして頂き
少しずつ "慣れ" と言いますか 落ち着きを取り戻しつつあります。


疼痛剤ですから 痛みに関しては
2種類の薬も 現在は効果が有るようです。


メインの薬として 『オキシコンチン20mg』
頓服薬として 『オキノーム 5mg』




薬剤ですから 副作用があるのは当たり前


ですが・・・


時に、想像以上に 強く出てしまうこともあり・・・
その時、体も心も思考力も どっかに飛んじゃってます 。

「このまま、疼痛剤の為に 寿命は縮まるのか?!」
「このまま 死んじゃうのか?!」
なんて 思っちゃいます。。。

でも、疼痛剤は必要ですしね。


体調の変化が目まぐるしい...
体調が良い時は ルンルン気分なんですがね・・・

やはり、『心と体は一体』 だと 強く感じます。



まぁ~ 長いこと 医療に助けられて
ここまで生きてきたことも事実だし
感謝は大切です。


感謝ーーー
体調が 思いっ切り悪い時は そんなこと考える余裕もないですけど。
人間、勝手なもんなんですよ。




先日ーーー
親しくしている 80歳半ばの おばあちゃんがいまして


その方いわく
「友達以上・・親子未満だと思ってるんだから・・・」
なんて 嬉しいことを言われまして。。。

ちょこちょこ、私の状況が悪化していく度に
何かと 世話をやいて頂いています。


ある日のこと、訪ねてくれたのですが
突然 号泣しちゃったんですね。


私の体型を 見るたびに
痩せて 骨と皮状態になってるからだと 解釈するんですが...

「○○さんの 訃報なんて 聞きたくないしっ・・・」

・・に対して 一瞬言葉がつまりました。



「まだまだ、私は死にませんから...大丈夫です。
本人が 笑ってるんだから、笑いましょうよぉ」
なんて返すのが精一杯で・・・

正直、とても嬉しかったし 心が和みました。
「私の為に 心から泣いてくれる 他人様がいることが。。。」


いつもは 明るく何となく励ましてくれる...
死んだらどうなる?との 私の問いかけにも答えてくれます。


帰り際、こんな 「ひとこと」がありました。
「今日の私 何言ってるんだろう...
....私のほうが 先に逝くかもしれんのにね...」って。




3月の診察、他にーーー

昨年 10月から 新しい治療に切り替えて
順次 『フェソロデックス』 の注射を行ってきましたが
その効果は 有ると思われるようです。

腫瘍マーカーも 徐々に 下がっています。
がん性胸水は 減りはしませんが 現状維持が出来ています。


勿論、現時点ではありますけどね...


『フェソロデックス』 凄い薬とは聞いていたけど
私の場合 4回目の転移なので あまり期待はしていなかった・・?


ちなみに 『フェソロデックス』 お値段
注射 2本がセットで  
¥51.620円 ×2本=¥103.240円也





 「がんの呪縛から逃れたい」と
思う日々もありますが

落ち込んでも、立ち上がることが出来る
人間の能力を信じて
前向きに 生きたいですね。




お付き合いありがとうございました。