「兼子さんのお部屋でチェロを演奏しませんか」
それは、森純子さんへのお誘いがきっかけでした。
日本民藝館杉山学芸部長は、西館柳兼子記念室での「チェロとピアノの夕べ」ミニ・コンサートに先立ち、奥田元宋・小由女美術館「柳宗悦展-暮らしへの眼差し」で5月に来広時、広島県民藝協会に素敵な提案をしてくださったことを紹介されました。
特別茶話会参加者は総勢36名。東京民藝協会や日本民藝館からのご参加はもちろん、石丸日本民藝館常務理事をはじめ水尾先生、東京民藝協会志賀会長、佐藤阡朗先生、柳宗理夫人の文子様にもお運びいただきました。
西館のピアノ室は、すぐ道路に面しています。かつて、駒場一高の学生たちが窓から部屋を覗きこみ、兼子さんの歌声に聞き入っていたといいます。
純子さんによるショスタコーヴィッチ「チェロソナタ」、カザルス「鳥の歌」、サン=サーンス「白鳥」の音色を聴きながら、兼子さんの自宅でのレッスンに思いをはせました。