![]() | 新装版 竜馬がゆく (2) (文春文庫) 450円 Amazon |
「まだ自分がわかりません。しかし、まあ夢中で日を過ごしておれば、いつかはわかるときが来るじゃろ、と自分では思うちょります」
二巻は江戸での剣術修行を終え、土佐に戻り、思案の日々を送り、盟友・武市半平太との土佐勤王党結成、脱藩まで。
竜馬が急に学問をするという決心をするので、周りはビックリ、僕もビックリです。
竜馬は「学問は必要じゃとわかった。古今の書を読み、かつ西洋の書を読みたい。読んで、わしがこの手で、こんな腐った天下をなんとか動かしてくれようと思うちょります」
と言うものの、西洋や漢学の語学がないので、文章として自分に落としてゆくということは出来なかったけど、竜馬には特殊な才能があって、大づかみに意味はわかる、竜馬の意見では
「意味さえわかればよいではないか」
ということ。
先生の誤訳を聞いて、
「いまの訳、間違うちょります」
といい、先生が怒ってどこが間違えてるか聞いたところ
「間違うちょるから、間違うちょる。どこが間違うちょるかわからんが、ただずっと間違うちょる」
先生は怒りながら、改めて検討したら本当に竜馬の指摘通りでした。
そして土佐勤王党の結成。
武市半平太と金打(武士の誓約の作法)をする際に、自分は変わり気の多い音だから金打はしたくないと言い
「しかし、誓って幕府は倒す。地に坂本竜馬があるかぎり、幕府は倒してみせる。が、わしの法でやる」
とそれを承知の上で武市半平太と金打する。
その後、視察のために長州へ赴き、故吉田松陰の一番弟子の久坂玄瑞と面談。
最初は双方侮り合うが、最後には久坂も竜馬の器量の大きさを認め、竜馬も「久坂は思ったよりもすごいやつだなと」感心する。
最後は脱藩。
上士と下士がせめぎ合い、憎み合う、腐れきった土佐藩を捨てて、天下を救うために脱藩を決意。
その竜馬の胸中は、そこに広々とした青空のような人生が待っていそうだという希望に満ち溢れていました。

























