意味 | かげふみ花れんかざぐるま

かげふみ花れんかざぐるま

一度でも我に頭を下げさせし人みな死ねといのりてしこと

坊ちゃん嬢ちゃん何ひとつ不自由なく育った人


それは一見いいようでいて決して良いものではない


親も人間だから何時までも健在というわけがない


何かしら理由があり親元を離れ全てを自己解決しかければいけない日は必ずやって来る


そのときに差が出てしまう


子どもの頃から多少の不便や苦労をしてきた人間は強い


苦労を体験しているのですから当たり前なんです


壁にぶち当たったときもやはりその差は歴然


やはり苦労人には敵わないものだ


坊ちゃん嬢ちゃん育ちが暮らしのレベルを下げるのはかなりしんどい


裕福であったが故に大人になり借金まみれになる人も多い


そもそも普通なんて言葉は曖昧で正確な基準も指針もないのだから当然表現のしようがないし人それぞれその基準は違うから自分の中にある普通は他人には異常であることすらある


甘やかし放題に育てた挙句が借金苦で木にぶら下がるようなことになったらはじめて親も育てかたを誤ったと気づくのかもしれない


中には一生遊んで暮らせるほどの預貯金を子に遺してやることのできる親もあるだろう


ただそれが本当に可愛い子の為になるのかは判断に迷う


人はお腹がいっぱいになると眠くなる


お腹が空いて眠れない


満腹は人を堕落させるのではないか


ハングリー精神のある奴には絶対勝てない


人として勝てない


ありあまる富になどなんの徳もない


むしろ人を堕落させる媚薬のようなものだろう


おかしなものだ


あんなものただの紙切れだぞ


大事なことはもっと他にあるんじゃないだろうか我々はそれにまだ気がついていないだけなのだ