今季の豪雪に苦しむ北日本日本海側の皆様

連日の雪掻き誠にお疲れ様です笑い泣き 同志よ…!


当地は先月クリスマスイブから

突然の大雪に見舞われ

そこから一向に融けることなく

順調に積雪記録を重ねております笑い泣き


一時停止マークが隠れそう…


遊歩道のベンチ…脚ドコードクロ

白い何かが寝そべってそう…



海沿いの地域なので

時折生暖かい湿った風が入ってきて

週一ペースで雨まで降りやがって…泣

街中至る所が

天然の雪像状態ですゲロー



我が人生において

国内外の雪国を転々としてきましたが


沿岸部の積雪も

山間部の「雪掘り」「二階窓が玄関」と並んで

かなりキツい部類に入ると思ってます泣



内陸部最大の脅威“3月のシャーベット雪”が

週一でやってくるゲロー

しかもすぐに凍って

ミラーバーン・ブラックバーン完成チーン

さらにまたズンズン降る。

そしてなぜか時々雨←これが嫌

それでシャーベットになり…無限ループ



いいんです。

それでも雪が恋しくて北に戻ってきたんです泣

↑もはや帰巣本能


今年も無事に春を迎えられますように…お願い




星星星星星星星星星



さて。

雪も災害級ですが

今回は久々にコロナの話。


世界屈指のコロナ清浄地に暮らしているので

(過疎とも言う)

我が家にとって感染がそれほど身近な脅威

ということは無いのですが


先週療育センター母子通園の保護者勉強会で

小児精神科医の先生のご講演を

拝聴する機会があったので、

ここに備忘録兼シェアします鉛筆




ご講演くださった医師は

2011年の東日本大震災で現地応援に入った

ご専門医で(中越地震にも出向いたとのこと)


今回のコロナ禍は災害である


とはっきり定義され、


東日本大震災の写真と併せて

今回のコロナ禍での異変による

こどもへの心理的影響について

ご説明下さいました。


辞書的な意味としても「伝染病」は災害認定されており

病原体は特殊災害(NBC災害)と呼ばれているそうです




伝染病による災害はとても目に見えにくく
建物が破壊されたり水や火が迫って来たり
というわかりやすさが無い分とても厄介で


コロナ禍での心的外傷として主なものは
  • 目に見えない感染への恐怖
  • 隔離され自由奪われる体験
  • 感染者や家族に対する暴力的迫害
  • 一方的な偏見中傷烙印に晒される体験
  • 経済的な問題による生活の破綻
  • 不安定な家庭環境による虐待離婚 

などが挙げられ

こどもにとっても大人にとっても「生きる場所を喪うレベル」の恐怖体験でトラウマ体験となり

後にPTSD症状が出やすいとのこと。



特にこどものトラウマ反応はわかりにくく
自分の不安や辛い気持ちを言葉にして
心理的危機を凌ぐ経験が圧倒的に不足しているため

周囲の大人が
こども自身無意識に心身に出す変化で
トラウマ反応・ストレス反応に
気づいてあげることが重要だ

と仰っていました。



過剰ストレスに対する防衛反応としては

  • 抑圧(現実逃避)
  • 置き換え(八つ当たり)
  • 投射(逆恨み)
  • 反動形成(天邪鬼)
  • 合理化(酸っぱい葡萄)
  • 退行(駄々っ子)
  • 解離(他人事)


具体的には

  • 泣き叫んだり苛立ったりして親にまとわりつく
  • お漏らし・おねしょ等赤ちゃん返り
  • 遊びの中で今起きている出来事を再現(不吉な遊び、不穏な台詞回し)
  • 注意力・集中力低下
  • 過去に楽しんでいた活動を回避
  • 頭痛腹痛等の体調不良
  • ゲーム依存、動画依存が顕著


こどもの異変を察知したら

  • 今までと変わりないか見守り続ける
  • 今まで以上にこどもの声に耳を傾けてよく聞く
  • 今までより叱る頻度を減らす
  • 今までより近い距離にいてあげる

下矢印

安全な場所で
安心な人と過ごして
自分で話して
自分で遊ぶことで回復が見込める


と教えていただきました_φ(・_・



うちはまだ子どもが小さいのでケアが単純だけど
(社会との関わりが小さい分、家庭でどうにでもなる)
小学校高学年以上のお子さんたちにこそ
地域ぐるみで長期戦でケアが必要そうだと感じました🤔



やれば出来る自己効力感
自分が役に立っている自己有用感
自分の人生は自分のものなんだという
自己操縦感


コロナ禍が長引いているからこそ
これら自尊心の回復が長期課題として残る
と考え
対応していかないといけないようです。


コロナ後を見据え、
社会としても次の闘いに入りそうです。


まずは今回の第六波が早期収束することを祈るばかりです。