こんにちは。NEW HORIZON OVERSEAS STUDIESのHiroです!
今回は南米で唯一の英語国ガイアナ共和国について書きます。
以前にこのブログでも取り上げたことがありますので、リンクを貼っておきます。
南米と言うと、スペイン語やポルトガル語といったラテン系の言葉を話す地域というイメージが強いですが、南米大陸の北の端の方には、旧イギリス領で英語を話すガイアナ、旧オランダ領でオランダ語を話すスリナム、そして現在もフランス領でフランス語を話すフランス領ギアナがあります。
フランス領ギアナは国ではないですが、旅行者の間ではギアナ三国として他の2国と共にまとめて語られることがあります。
ガイアナの公用語は英語で、官公庁、教育機関、テレビや新聞などのメディアでは標準的な英語が使われていますが、日常生活では英語ベースのクレオール(各民族の言語の混成語)が広く話されています。
中南米の地図を貼っておきます。
From: 日本国外務省
今回のガイアナですが、南米にありながら隣国のスリナム共和国と共に文化的にはカリブ海諸国との共通点が多い国です。
ガイアナの国データについては下のダイヤモンド・オンラインさんのウェブサイトをが詳しいです。
この国は2015年に海底油田が発見され、2020年から実際に採掘が始まったことで驚異的な経済成長をしており、物価は経済成長と共に上昇してきていますが、ファストフードを含めて外食以外はまだ日本の大都市よりも低いようです。
ガイアナは日本の本州くらいの大きさの国土に人口は80万人ほどの国なので、原油採掘による収入が国に及ぼす経済的な影響は大きいでしょう。
ガイアナの首都ジョージタウンと日本の中央にある名古屋市(日本の真ん中にあるという地理的理由で)を、Nambeo、という物価検索サイトで比較してみました。よかったら見てみてください。
ガイアナの人口のおよそ半分はインド系で、学力レベルの高い公立校も幾つかあり、卒業生の多くはアメリカ、カナダ、イギリスの大学に進学します。
その他に私立校やインターナショナルスクールもありますが、ガイアナの名門校の殆どが公立なのでこれらの名門校に入学すれば学費を抑えつつ、英語で質の高い教育が受けられるでしょう。
ガイアナには学生ビザはありますが、保護者ビザはありませんので、保護者が同行する場合、就労ビザや起業を前提としたビジネスビザの取得が必要になります。
就労ビザは、ガイアナ国内だけでなく、ガイアナ国外の会社の社員であれば申請可能なようです。
現地で起業をされる場合はビジネスビザになるかと思いますが、取得は比較的容易なようです。
ガイアナは日本に大使館や領事館は設けておらず、在中国の大使館が日本をカバーしています。
英語ですが、下にガイアナのビザ関連情報のサイトのリンクを貼っておきます。
ビザの申請は下記のウェブサイトからオンラインでできるようになっています。
今回は以上となります。
今回もお読みいただきありがとうございました!